こんにちは。リブセンス広報です。
本日インタビューしたのは、2014年に新卒で入社し、2016年より社内制度「Livesense Career Challenge※ (通称:キャリチャレ) 」を活用して転職会議ユニットのプロダクト開発チームに配属されたエンジニアの小林寛和さんです。
キャリチャレ制度利用前後の仕事内容や仕事への想いなど、盛りだくさんのお話を聞きました。
※キャリチャレとは
・2016年5月より開始した従業員のキャリアに関する意向を把握・活用するための仕組み   (Livesense Career will(LCW)の1つであり、社内各部門の人員ニーズに対し社内の他部門から募集/応募ができる制度です。
・従業員自ら希望のポジションにChallengeすることで、本人の内発的な動機の向上や組織の活性化を図り、個人・組織・事業が成長することを目的としています。

文学部から新卒エンジニアへ

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リブセンスへの入社の経緯を教えてください。
小林:
きっかけは、2013年2月から1年間、リブセンスでインターンとしてエンジニアの経験をさせていただいたことでした。教育してくださった桂さんは、キレキレなスーパーハッカーという印象で(笑)、それまで無知だったマーケティング領域に興味を持ちました。桂さんは、教育方法がスパルタであり丁寧でもあり、本気で「すげー」と思いました。就職活動では他企業も受けましたが、最も自分のやりたいことができそうな企業がリブセンスだったことと、社員の皆さんが優しく優秀で一緒に働きたいと思い、2014年4月に新卒で入社しました。

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エンジニアを目指したきっかけは何でしたか?
小林:
学生の頃に自営業を営んでいた父が倒れたことです。もし自分が父の会社を継ぐとしたら将来的にITスキルが必須になると考え、プログラミングを学ぼうと決意しました。当時僕は文学部生でITの知識が何もなかったので、まず1ヶ月図書館にこもってプログラミングの本を読み漁り、独学でAndroidアプリを作りました。その後、もっと勉強して知識を深めたいと思っていた時にリブセンスのインターンの募集を目にして、早速参加しました。

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はじめは独学だったんですね、すごい!入社後はどのような業務を担当されていたのですか?
小林:
入社後は当時のマーケティング室に唯一のエンジニアとして配属され、主にSEOやマーケティングツールの開発を行っていました。業務に慣れ始めると、より大きなプロジェクトとして分析基盤の構築に携わり、ほぼゼロベースからの開発やサービスの運用を担当しました。エンジニアとしてまだまだ未熟だったにも関わらず、インフラの基盤構築からアプリケーションの実装まで幅広く経験したおかげで、短期間で成長できました。その代わり、ほぼ1人でやらなければならず四苦八苦したのをよく覚えています(笑)。

いざ、キャリチャレ制度の活用を決断

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キャリチャレ制度の活用には何かきっかけがあったんでしょうか。
小林:
インターンを含めて約4年、部署横断でマーケティングや分析システムの開発を経験して、事業会社に入社したからにはWEBサービスの開発現場でそれまでの経験を活かしたサービス改善をしてみたいという思いが強くなりました。そんな時、現在の所属部署である転職会議ユニットの先輩から誘っていただいたことがきっかけで、キャリチャレに応募してみようと思いました。ただその裏では、当時の上司が僕の希望を汲んで働きかけをしてくださっていたようで、とても感謝しています。

広報:
前の部署の上司から後押しもあったんですね!部署異動にあたって不安はありませんでしたか?
小林:
正直ありました。WEBサービスの開発には、エンジニアの視点だけでなくビジネスサイドの視点も必要になります。ビジネスサイドは未経験の自分が力を発揮できるか不安でした。実際に異動してみると視点が全く違いました。分析基盤の開発で重視するのはデータウェアハウスのチューニングなど技術課題の解決でしたが、サービスサイトの開発で大事な視点はユーザーにとっての課題発見と解決でした。またエンジニアとして求められるスキルにも違いがあったので、キャッチアップできるか不安でした。

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エンジニアとして新しい領域への挑戦だったのですね。不安を解消するために取り組んだ事はありますか?
小林:
異動前に各社の転職クチコミサイトを利用して予習しました。そもそも僕自身は転職したことがなかったので、ユーザーの目線に立つために他社と自社のサイトの利便性や操作性、強みや弱みを比較しました。それぞれの違いを理解できると、自分なりにユーザーが抱えていると予測できる課題が見えてきたので、不安を解消できました。

広報:
キャリチャレ後、前の部署のメンバーと気まずくなったりしませんでしたか?
小林:
全くないです!キャリチャレ制度の利用を宣言して部署異動したので、皆さん快く見送ってくれました。本当にありがたかったです。

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皆さん温かいですね!現在の転職会議ユニットの雰囲気はどうですか?
小林:
最高です!元々いたアナリティクスチームと同様、みんなで議論しながら物事をスマートに進める文化があります。それと、アナリティクスチームでは一人ひとりが有機的に動くことが多かったのですが、転職会議ユニットではチーム全員でひとつの目標を追いかけるので、チームプレーならではの活気があります。営業の方とも積極的に話をして、サービス改善のヒントをいただいています。仕事後はみんなでよく飲みに行きますし、深夜までカラオケに行くときもありますよ(笑)よく歌うのはSMAP、オレンジレンジ、X JAPANの曲です。
広報:
あれ、選曲が小林さんの世代より少し上じゃないですか?
小林:
そこはちょっと先輩に気を遣っています(笑)営業には同世代も多いので楽しいですよ!

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とても雰囲気が良さそうですね!仕事面でアナリティクスチームでの経験が活きていると感じることはありますか?
小林:
想像以上に役立っています。例えば、ユーザーのサイト流入分析をする際は、アナリティクスチームで活用していたファネル分析を利用して、大きな課題から解決する工夫をしています。また自分が開発に携わった分析基盤を今はユーザーとしてサービス改善に利用しています。これまでの経験を活かして、さらに成長できているなと感じます。

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社内で様々なスキルを身につけられると強みが増しますね!キャリチャレは他の方にもおすすめしますか。
小林:
前向きで成長意欲の高い方、例えば違う技術を身につけたいとかジョブチェンジしたい方におすすめです。転職をすると、年収が下がったり人間関係で悩んだりとリスクもあると思いますが、社内ならそのようなリスクが無くチャレンジできます。また社内での経験があるので、自分のバリューを向上させる確度が高いはずです。まさに「異なるキャリアにチャレンジ」するのはとても有益だと思います。

驚かされた目標の真意は!

広報:
最後に、今年度の目標を教えてください!
小林:
歌って踊れるアイドルになりたいです。
広報:
え!!どういうことですか(笑)!?
小林:
コードも書けてサービスの収益も生み出せる、さらにユーザーに価値あるサイトを提供できるような人材になりたいです。僕、なれますかね?
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そういうことでしたか!小林さんならなれそうですよ、本当に!
小林:
それなら頑張りたいですね。目標を高く持って成長していきたいです!

照れ屋さんで優しい目の奥に、見えない太い軸を感じました。
キャリチャレ制度を活用して、ご自身の仕事の幅を拡げていく意欲が素敵ですね!
小林さん、ありがとうございました!