10月8日、CSRの重点領域のひとつ「ITを通じた地域活性」の一環として、NPO法人キッズドアと目黒区が提携して実施する貧困家庭の中高生向け無料学習支援ボランティアに、社員の有志数名で参加しました。

NPO法人キッズドアの事業案内リーフレットより

これまでリブセンスのCSR活動は、基本的に広報が担当業務の一部として担っていました。しかし今年からは、目下推進中の経営デザインプロジェクトにて明示した、「わたしたちが変わるための9つの指針」のうちの『事業以外でも社会に貢献する』を有言実行するべく、社員一人一人が、ボランティアなどの社会貢献活動に積極的に参加することを奨励しています。

今回の中高生向け学習ボランティアには、事前に広報担当が参加し、ボランティア参加の流れや実際の学習会の雰囲気等を掴んだうえで、社内にて参加希望者を募り、ボランティア説明会を行いました。
興味を持ち手を挙げた社員にはボランティア初参加という方も多く、参加するにあたってどのような心持ちで臨み、子どもたちとどのように接したらよいのだろうかと、参加前は様々な不安や緊張もあったようでした。

しかし、実際に学習会に参加して、いざ子どもたちとマンツーマンで向き合ってみると、どの社員もとても親身に勉強をみたり、子どもたちの話に耳を傾けたり、すぐに馴染んでいたように思います。
学習会終了後に感想を聞いてみると、
「子ども一人一人に合わせた対応が必要だと聞いていたけれど、その意味が体験して、実感できました」
「努力したことや出来たことがあったら都度しっかり褒めて気持ちを伝えるようにしました。そうしたらその子も毎回『ありがとうございます』と律儀に反応してくれて、応援したい気持ちが高まりました!」
と充実した時間だったことが分かる感想が沢山出てきました。

この学習支援ボランティアは毎週2日開催されていて、1人がすべての回に参加することは現実的に難しいのですが、参加メンバーが増え、2ヵ月に1回参加できる人が10人いれば毎週誰かは参加できる状態になり、参加者本人にも無理がなく、たとえ細くとも継続可能な参加が可能になると考えています。

全社的な『事業以外でも社会に貢献する』活動はまだ始まったばかりですが、今回のボランティアのように、まずは興味を持って自分のできることから実行していく、それが始めるうえで大事な一歩だと感じました。