こんにちは。リブセンス広報です。
本日は、中古不動産価格査定サイト「IESHIL」のエンジニアである劉さんにインタビューしました。リブセンスに入社して8年、2つの不動産サービス立ち上げを担当された劉さんに、仕事へのこだわり・思い・今後の夢を語っていただきました。

IESHIL事業部エンジニアの劉さん

リブセンスに入社したきっかけ

広報:
日本へ来られたきっかけとリブセンスとの出会いを教えてください。
劉:
2007年6月に中国の大学を卒業し、日本企業の中国子会社に入社しました。中国で半年開発について学びながら勤務した後、日本へ転勤となり10ヶ月勤めたのですが、リーマンショックで倒産してしまいました。
その時、転職エージェントから紹介された企業がリブセンスでした。
前職で派遣先の求人サイトのメンテナンス等をしていた経験があったので、アルバイト求人ではこれまでなかった「成功報酬型」というビジネスモデルに関心を持ち、面接に行ってみようと思いました。

広報:
リブセンスへ入社されたのは2009年でしたね。創業間もない頃だったと思いますが、入社の決め手は何でしたか?
劉:
前職は、派遣先の企業で開発する仕事がメインだったので、自社のサービスを自分の手で作っている感覚はありませんでした。
リブセンスの面接で、桂さん、村上さんとお話した時、自社でサービスを開発し運営することを魅力的に思いましたし、仕事をするうえで何を大事にするべきかとても考えさせられました。平均年齢が19歳の会社だと聞いた時は、「この会社大丈夫かな?」と少し不安でしたが(笑)。
でも、村上さんのビジネスに対する真摯な考え方にとても共感できたので、リブセンスに入社しようと決めました。

広報:
リブセンスへの入社後、手掛けた仕事はいかがでしたか?
劉:
入社当初は「DOOR賃貸」の立ち上げプロジェクトで開発を担当することになりました。DOOR賃貸の開発は、私を含め2名で担当したのですが、その開発の過程が本当に楽しくて、没頭していました。本来上司の許可が必要な休日出勤も、こっそりしたりして(笑)
チーム内・事業部内で意見を出し合いながら業務を進めていく一体感がありましたし、サービスリリースした時は、本当に達成感が大きかったです。難しいことや苦しいことに対して達成目標を高く設定して、それに向けて努力する感覚が好きなんです。
すべて内製でサービスを作っているため、バッチ処理で何か不具合が見つかればすぐに修正してサービスが改善されることや、チームメンバーと協力してリリースしていく状況がとても幸せでした。

リブセンスには誇れるサービスと環境がある!

広報:
リブセンスが誇れるところはどこだと思いますか?
劉:
リブセンスの良いところは、自分のアイディアを活かし、自分の裁量でサービスをカタチにできることです。
他社では、研修を受けた後、会社に命じられたことを開発していくと思いますが、リブセンスは、自分で考えて開発して運営していきます。もちろんデザイナーやディレクターと相談しながらですが、自分のアイディアをインターネットサービスとして提供できることはとても魅力ですし、素晴らしい環境を与えてもらっていると思います。
また、IESHILに限らず、いわゆるエージェントサービスだけでなく、エージェントとユーザー間の中立な立場でアドバイザーサービスを行っている点が特徴だと思います。社員みんなが常にユーザー視点で利便性や操作性を工夫していく考え方に共感しています。

広報:
IESHILは非常に短期間での開発だったと思いますが、1番苦労したことは何ですか?
劉:
IESHILの開発は3名で担当したのですが、開発着手からリリース予定日まで2ヶ月しかありませんでした。一番苦労したことは、Railsでの開発。DOOR賃貸はPHPで開発しており、Rails での開発は初めてでした。
RailsとPHPでは、日本語と英語くらい違うので、最初の2週間は勝手がわからず苦労しました。開発が終わるか不安でしたが、今となっては、Railsのスキルも身につけることができ、貴重な経験となりました。
仕事の中で自分を成長させられる環境はとても恵まれていますし幸せだと思います。少し無理もしましたが、開発、フロントエンドもみんな夢中でワクワクしながら仕事をしていました。私は、新しい幸せってそんなに簡単に生み出せないと思っています。だからこそ「幸せの価値」があると思うんです。

劉さんをサポートする周囲のパワー

広報:
IESHILのメンバーはとても仲が良いですよね!コミュニケーションはどうやって取っていますか?
劉:
はい!本当に仲良しです。メンバーでの飲み会も定期的に開催していて、リーダーの芳賀さんがおっしゃるには「動物園みたい」だそうです(笑)みんなとてもノリが良くてワイワイしていて、友達のような感じです。普段はとても優秀で真面目な人たちなので、仕事中とのギャップがあって面白いです!
広報:
楽しそうでとても良いですね!ご家族のサポートも大きいと思いますが、いかがですか?
劉:
妻と3歳の息子がいます。子供が可愛すぎて愛が止まりません(笑)子供が産まれてからは、毎日定時になったらなるべく早く帰るようになりました。子供と遊んでリフレッシュする時間はとても楽しいです。
私はリブセンスで働くことに誇りを持っていますし、妻は良い会社に勤められてよかったねと言ってくれています。妻も子供が生まれる前はIT企業でエンジニアをしていたのですが、毎日深夜まで残業をせざるを得ない、いわゆるブラック企業でした。それもあり、リブセンスはとてもクリーンな会社だと評価が高いですし、応援してくれています。家族の愛も私のパワーの源です。

IESHILのメンバー

広報:
最後に、劉さんがこれから取組みたいことを教えてください。
劉:
不動産業界の課題を、IESHILのIT技術で少しずつ解決していきたいです。まずは、よりユーザー視点で利便性を追求して、ユーザー体験を向上させたいです。
また、私はサーバーサイドとフロントエンドを担当しているので、査定価格の精度をより一層上げていくためにプログラミングしていきたいです。
他社は、査定価格を「価格の範囲」で掲載しているので幅が広いと感じます。IESHILは、現在も部屋ごとに「◯◯◯◯万円」というように具体的に提示できていると思いますが、価格の信憑性をより高めていきたいですね。
IESHILのサービスをたくさんの方に利用していただきたいです!

広報:
とっても素敵な笑顔で語ってくれた劉さん。
取材後の雑談で、「高いハードルを乗り越えた先にユーザーの幸せが待っていると思うと本当に頑張れるんです!と最後まで熱くお話してくれました。まさにコーポレートビジョンの「幸せから生まれる幸せ」を体現しています!!
お話した後、ほっこりした気分かつ「私もやるぞー!」という気持ちにさせてくれるお人柄です。
劉さん、ありがとうございました。