こんにちは。リブセンス広報担当です。
“あたりまえ”創出に向けたリブセンスメンバーの取り組みをご紹介する企画

「しずくのちから・ハテナノココロ」

今回は、リブセンスの主要サービスでデジタルマーケティング(Web広告出稿)を手掛けるAdグループリーダーの岩崎に話を聞いてみました。

 


 

試行錯誤を繰り返す日々

リブセンスでは、より幅広いユーザーにアプローチするべく、2013年第1四半期からWeb広告の出稿を強化し始めました。スタート時は、アルバイト求人サイト「ジョブセンス」において、主にリスティング広告(GoogleやYahooといった検索エンジンの検索結果ページに表示されたり、Webページのコンテンツや文脈、ユーザーの行動情報に合わせて表示されたりする広告)を行っていました。

どの出稿方法が効率的か?
どういた組み合わせが効果的か?
偏った出稿判断になっていないか?
サイトのユーザー動向等を専門的に分析するAnalyticsグループのメンバーと常に意見交換しながら、日々試行錯誤を繰り返しています。

今では、ジョブセンスに加え、転職サイト「ジョブセンスリンク」不動産賃貸サイト「door賃貸」の広告も出稿しています。
手法も、アフィリエイト広告(広告により求人応募などがあった場合のみ課金される成果報酬型の広告)やリターゲティング広告(ジョブセンス等のサイトを訪れたことのあるユーザーに限定して再訪を促す広告)、バーティカルポータル(アルバイト求人、転職など特定の分野に絞って情報を収集し提供するサイト)への情報転載など、様々な種類を取り入れています。

リブセンスの事例を講演する岩崎

リブセンスの事例を講演する岩崎

 

より安く、より効果的な新手法とは?

人手不足や求職者ニーズの多様化などから、広告出稿環境は常に変化しています。
こうした中で、より安く、より効果的に、そして効率的に運用できる手法はないか?
思案していたところ、Google社のサービスを活用した新手法の導入するに至りました。
具体的には、「動的検索広告」(ウェブサイトのコンテンツに関連性の高い検索語句を自動的に抽出し、適切な広告内容とリンク先ページURLを自動的に表示させる広告)と「検索広告向けリマーケティングリスト」(ユーザーが過去にサイトへ訪問したかどうかによって、広告の単価や内容を変更できる手法)、「コンバージョン・オプティマイザー」(過去の実績に基づいて広告の入札単価を最適化する手法)の3つの手法を組み合わせるというものです。

動的検索広告は、設定の分かり辛さやコントロールのし辛さなどから、広告代理店が二の足を踏んでいるのか、同業他社はあまり使っていません。ただ、リブセンスの場合、Web広告出稿を内製で、かつ少人数で行っていることから、多様なニーズに自動で対応できるこの手法は、非常に魅力的でした。今回のような複数手法の併用は初めての取り組みでしたが、検索連動型広告でのコンバージョン(求職者が応募や採用に至ること)単価は2%低下、コンバージョン数は30%増加させることができました。

Google社のAdWords公式ブログ Inside AdWords Japan に掲載されたリブセンスの事例

 

業界をリードする存在になりたい

実は、リブセンスに入社するまでWeb広告に携わったことはなかったんです。初めは本当に必死で勉強しましたよ(笑)デジタルマーケティングの領域は、次々と新しい手法や事例が出てきて変化のスピードが速い。だからこそ、面白いんです。

成功報酬型のサービスで明確なコンバージョン管理が必要なことや、組織的に小回りがきくこと、今後新しいサービスが増えていくことなど、リブセンスの場合、デジタルマーケティングにおけるチャレンジが必要不可欠だと思います。また、リブセンスの手掛けるサービスを、誰もがあたりまえに使うサービスにしていくためには、サイトへの効率的な集客は非常に重要な施策の1つと言えます。

今後は、日々の情報収集や試行錯誤に加え、デジタルマーケティングチーム全体のレベルアップ、そしてリブセンス事例の講演発表などを通して、業界をリードする存在になれたら、、と考えています。

 


先日10月16日(木)に、アナリティクス・アソシエーション主催の「リスティング広告の最新テクノロジー活用セミナー」が開催され、岩崎が「Googleの最新テクノロジーを活用して成果を最大化するAdWords攻略法」について講演させていただきました。
常にハテナノココロを持ち、チャレンジし続ける姿勢に、パワーをもらえた講演とインタビューでした。
岩崎さん、ありがとうございました。