こんにちは。リブセンス広報担当です。
今年10周年のリブセンスでは、次の10年を見据えた様々な動きが始まっています。その1つが、新卒採用の積極化です。今回は、新卒採用を担当する渋谷と増田の2人にインタビューしました。

新卒採用チームの渋谷(右)と増田(左)

広報:
リブセンスでは、2009年から毎年数名ずつ新卒採用を行ってきました。今年4月には、初めて10名以上の新卒新入社員が入社。今後さらに増やそうと新卒採用を積極的に行っています。その背景を教えて下さい。

渋谷:
リブセンスは、私たちも含め中途社員が9割近くを占めます。もちろん、「幸せから生まれる幸せ」という経営理念や「あたりまえを、発明しよう。」というコーポレートビジョンに賛同して入社されるわけですが、それぞれ社会人経験を積む中で培われた思いや考え方を持ち、ある程度完成した状態で入社されます。
これまでのリブセンスの10年は、様々なバックグラウンドを持つメンバーでゼロから1をつくってきました。しかし、これからの10年でさらに組織を強く大きくしていくのは、新鮮で柔軟な考え方のできる若手が中心であるべきと思うんです。
例えば、主力事業であるアルバイト求人サイト「ジョブセンス」であれば、よりユーザー層に近い視点でサービスづくりができますし、新規事業の立ち上げも先入観に左右されることなく取り組むことができます。何より、目をキラキラさせた新卒新入社員が入ることで、組織全体にプラスの影響があると考えています。

増田:
ちょうど10周年を迎えたリブセンスにとって、20周年をどう迎えていくかというのが大きなテーマです。
未完成なリブセンスの組織風土をより強固なものにしていくために、新卒メンバーのまっさらな視点が必要だと思います。そして、これからのリブセンスがどうあるべきなのかを、彼ら彼女らが主体的に考え動いてくれることで、社員一人ひとりが自分事として捉えてくれるようになると良いなと思っています。
新卒採用は、次の10年をつくる原動力なのではないでしょうか。

 

広報:
新卒メンバーがこれからのリブセンスの要となれるよう、どんなサポートをしているのでしょうか?
例えば、今年4月に入ったメンバーは、入社後どのように過ごしていますか?

渋谷:
今年は、入社人数が増えたこともあり、約2ヶ月間の研修カリキュラムを組みました。
初めの1ヶ月は、午前中にビジネスマナーや組織のルール、事業内容を理解してもらう座学を、午後に各々事業部で業務を体感してもらう実務研修を行いました。私自身も新鮮な経験でしたね。
2ヶ月目は、職種ごとに分かれて、エンジニア職は実践的な技術研修を、総合職も正規表現(文字列の集合を1つの文字列で表現する方法)やSQL(関係データベース管理システムにおいて、データの操作や定義を行うためのデータベース言語)といったエンジニア寄りの内容を含む研修を行いました。総合職メンバーにもサイトづくりの基礎を知ってもらうというのは、すごくリブセンスらしい取り組みだと思います。
研修後、事業部門へ配属され、先輩社員に教えてもらいながら各々業務に取り組んでいます。我々としては、時々ご飯を食べに行って近況を聞いたりしている感じですね。

広報:
心強いですね。今回の研修カリキュラムを作成するにあたり、大切にしたことは何ですか?

渋谷:
カリキュラム作りには、職種に関わらず2つのポイントを大切にしました。
1つは、お客様の声を実際に聞く機会をつくることです。リブセンスのサービスを使って下さっているユーザーの皆様、企業様は、どのようなニーズをお持ちなのか、どのような点にお困りなのか、直接知ることで事業に対する考え方や理解度が変わります。
もう1つは、リブセンスの組織を理解し馴染んでもらうことです。事業部門では、正社員と同じくらいアルバイト・派遣社員・契約社員といった様々な雇用形態のメンバーが活躍しています。このレベルの仕事をアルバイトの方が担当しているの?!と驚くほどで、彼ら彼女らがリブセンスを支えていると言っても過言ではありません。主要な事業部門をまわり雇用形態や職種、部門の壁を超えて実務を教わることで、早い段階からリブセンスの一員として溶け込んでもらい、実際に配属された時に仕事がスムーズに始められるようにしました。

増田:
今回の研修によって、エンジニア×ビジネスという職種を超えた交流も活発化しています。新しい取り組みによって、良い流れができているのがすごく嬉しいですね。

インターンシップの参加者と

広報:
2017年卒の新卒採用は概ね終わり、すでに2018年卒の採用活動が始まっています。リブセンスの場合、一般的な会社説明会の実施や新卒求人サイトを通じた公募とは違う活動スタイルですよね。

渋谷:
例年、ベンチャー思考の強い学生さんが集まるイベントに参加して個別にお声がけしたり、インターンを実施して繋がりをつくったりして、採用面接に進んでいただいています。ITベンチャーだと比較的一般的な採用スタイルかもしれませんね。誰もが知る大手企業ほどの知名度があるわけではない中、まずは早期に接点を持って、学生さん1人ひとりにリブセンスという会社を知っていただくやり方が、現状に合っていると思います。少しずつリブセンスの知名度を向上させファンを増やしていくという意味で、採用活動と広報活動は似ているような気がします。

増田:
他社との違いとしては、リブセンスの場合、採用担当者だけでなく、全社的に社員がかなり採用活動にコミットしていることだと思います。担当業務でも十分忙しいわけですが、インターンの運営や学生さんたちとのコネクションづくり、面接など、積極的に取り組んでいます。例えば、「土日に会いたいです」とか「オフィス見に行きたいです!」という学生さんに、時間を惜しむことなく対応していたり、自ら2時間くらいかけて“リブセンスとは”という講義をしたり。事業のために、会社のために、リブセンスの未来を担うメンバーを採用したい!という熱量のすごさに、私自身もパワーをもらっています。
ちょうど今月から来月にかけて、エンジニア向けの1dayインターン・1weekインターン、総合職向けの1dayインターンを実施。今年も、やる気に満ち溢れた学生さんたちがたくさん参加してくださっています。インターンでは、社長の村上や事業部門のリーダー陣が自ら学生さんたちのメンタリングに当たるほか、実際の事業課題に現場のメンバーと一緒に取り組んでもらうことで、社内の雰囲気やリブセンスの良さを体感してもらいたいですね。

渋谷:
参加してくれた学生さんたちからは、
「難易度の高いインターンでありましたが、成長できた実感があります。」
「会社の雰囲気も明るく、社員の方たちが楽しんで仕事をしていることが伝わりました。」
「リブセンスの理念に沿った事業創造に共感出来て、学びも多く、得しました!」
といった感想をいただいています。採用担当として、リブセンスと関わってくれた人が幸せになってくれたらいいなと思うんですよね。

 

広報:
増田さんは、新卒採用を担当してちょうど1年経ちました。実際に携わってみて、この仕事の面白さ・やりがいを教えて下さい。

増田:
何よりも、学生さんが「リブセンスに入りたい!一緒に働きたい!」と言ってくれた瞬間が、たまらなく嬉しいです。
多くの学生さんが、就活について悩みを抱えています。自分がどんな人間なのか、どんな仕事が向いているのか、どう生きていけば良いのか、とにかく悩んで頻繁に連絡をくれたり会いに来てくれたりします。私は、採用担当者としてというより、お姉さん的な立場で悩みや愚痴を聞き、一緒に泣き、笑い、人生の大切な場面に深く関わらせてもらっています。
だからこそ、学生さんたちには自分で自分の道を決めてもらいたいですし、納得して就活を終えてほしいと思っています。もちろん魅力的な学生さんには入社してほしい!という思いもありますが、無理に意思決定をさせるようなことは絶対にしません。これが正しい採用担当者のあり方か、と言われるとわかりませんが、人生の中で重要な意思決定のひとつですので、自分で決めて長く活躍してほしいと心から思います。
悩んで、迷って、その上で「リブセンスで働きたいです!」という一言が聞けたとき、思いが繋がったとき、それまでの色んな苦労が吹き飛んでいきます。

広報:
新卒でリブセンスのようなベンチャーを選ぶのは、確かに大きな選択だと思います。学生さんたちがリブセンスを選ぶ決め手は何なのでしょう?

渋谷:
やっぱり『人』ですね。インターンや面接などで実際にリブセンスのメンバーに会って、「一緒に働きたい!」と思ってくれることがほとんどです。
会った人皆良かったとか、会うことでリブセンスの雰囲気がフィットすると思えたとか、そういう決め方はいいなと思います。ただ、特定のこの部門でこの人と働きたい、この仕事がしたいという限定感のある決め方はしないほうがいいですね。リブセンスのようなベンチャーでは、人も組織も制度も流動的なことが多いので。内定をもらって、いざ入社してみたら、その部署がなくなっていることもありますし、その人が異動していなくなっていることもあります。今年の新入社員研修も、来年には内容が大きく変わっている可能性もあります。
だからこそ、いろんなメンバーに会って、等身大のリブセンスを見て判断してほしいですね。変化を楽しんでくれる人、幅広くいろんな業務にチャレンジしたい人には、向いている環境だと思います。

増田:
大手企業との違いという意味では、助走期間が短いことが挙げられます。手厚い研修体制や先輩社員のサポート業務期間を経て一人前になるという環境ではなく、配属後はもちろん先輩社員に教わりながらですが早いタイミングで独り立ちしなければなりません。成果も求められますが、その分圧倒的に成長できます。
学生さんたちと話をしていて、成長したいんです!と言う方が多い割に、実は安定を求めているケースが多いんですよね。本当に自分に合っている環境がどちらなのか、たくさん話して冷静に考えて、スタートダッシュが求められる環境をメリットだと思えるようなら、是非リブセンスを選んでほしいですね。これ以上成長できる場所はないと思います。

 

リブセンス採用サイト(https://recruit.livesense.co.jp/)

広報:
最後に、これからリブセンスへの入社を検討している学生さんたちにメッセージをお願いします。

渋谷:
リブセンスのこれからの10年を自分が背負って立つんだ!という気概のある人、中途で入った自分たちを追い越して行ってくれる人、お待ちしています。

増田:
リブセンスの新しい10年を自分たちがつくるという責任感のある人、その大きな責任を楽しめる人と一緒に働きたいです。また、青臭いかもしれませんが、社会のために、世の中をより良くしていくために何をしたいのか、それを徹底的に追求し、行動できる人、真の仲間になれる人、絶賛募集中です!

広報:
社会のために、というのは、リブセンスの経営理念「幸せから生まれる幸せ」やビジョン「あたりまえを、発明しよう。」に通じる根幹ですよね。
渋谷さん、増田さん、ありがとうございました。