こんにちは、リブセンス広報担当です。
10月27日、弊社代表村上が記念すべき30歳のバースデーを迎えました!
もう30歳?まだ30歳?
20歳からの10年を振り返り、さらなる飛躍への10年についてインタビューしました。

広報:
30歳になってみてどうですか?子供の頃に思っていたイメージとギャップはありますか?

村上:
子供の頃は、30歳位の大人というと学校の先生のイメージが強かったので、「大きくて立派な存在」でした。でも、いざなってみると、意外と未熟だなあと思います。もちろん、成熟した人もいるんでしょうけど、自分は当時思い描いていた30歳のイメージには全然追いついていない気がします。

広報:
怒涛の20代を振り返ってどうですか?

村上:
怒涛と言うほどでは。自分では、あたりまえを徹底してきただけだと思っています。
ただ、何もなかった状態から今の規模にまで大きくなったのは、ほんの少しですが成果を出せたのかな、とも。起業時に思い描いた理想と比べると、正直まだまだですが。
あと、20代では、良いと感じることも違和感があることも、とにかく色々なことを試してきました。そのおかげで、取捨選択や良し悪しを判断する「軸」が出来てきたように感じます。しっかりとした「軸」を持つ一方、その軸が許容する範囲では、変わり続けることを意識したいです。ちょっとビジネスからは話が逸れますが、先週、パーマをかけてみました(笑)。大昔に一度かけたきりなんですが、美容師さんに勧められたので「やってみよう!」と。社員の反応はいまひとつでしたが…
「軸」は持ちつつも、「型」にはまりすぎるのではなく、柔軟に変化し続けることができる。そんな30代になりたいですね。

広報:
今、欲しいものなどはありますか?

村上:
「モノ」にはあまり執着がないんですが、自分の興味をそそる「コト・経験」はたくさん積みたいです。最近興味を持っているのは、アート。祖父が画廊を経営していることもあり、子供の頃からアートは身近な存在でした。ただ、当時はあまり関心がなく、覚醒したのは最近。先日は、トーマス・ルフ展を訪れました。物事の味方やコンセプトが面白い!これまで自分の中に無かった発想を引き出し、新鮮な驚きを与えてくれるのが良いですね。アートはもともと自分の中にルーツのあったものですが、30代以降の自分に、広がりや深みを持たせてくれる予感がします。自分自身の生い立ちや歴史と関わりのあるような「軸」も、これから大切にしていきたいです。

広報:
20歳の頃の自分に教えたいことはありますか?

村上:
「たくさんの経営者、事業家に会うべき」とアドバイスをしたいです。振り返ってみると、20歳の創業間近の頃は、事業に一生懸命になるあまり、先輩経営者や外部の方に会うことが少なく、視野が狭くなっていたように思います。当時は、今のようにFacebook、TwitterなどのSNSが普及しておらず、コンタクトが取りづらい状況でもありました。今は、当時と比べて経営者と気軽に知り合える環境が整っているのがうらやましいです。当時、先輩経営者にもっと多くの助言を頂いていれば、事業拡大のスピードも早まったと感じます。

広報:
30歳でやりたいことはありますか?

村上:
視野を広げるために、旅をしたいです。これまではビジネスに邁進してきましたが、もっと世界を知り、その土地で暮らす人々の歴史や文化への理解を深めたいと考えています。実は、起業をしてから一度も風邪以外で平日休んだことがないんです。でも、平日にほんの少し休みを取り、ヨーロッパなどを旅してみたいですね。
ちなみに、30歳になって最初にした旅(?)は、ひとり合宿(笑)。半年に一度、都内を離れひとりで泊まりがけで出かけているんです。IR資料を100社以上読み込んでインプットをしたり、本を読んだり、考え事をしたり。ひとり合宿を終えると、いつも新しい目標や課題を見出せます。

広報:
男としてかっこいいと思う人はどんな人ですか?

村上:
何人か目標とするかっこいい男性がいるんですが、共通するのは、みなさんしっかりとした軸を持ち、自分自身の強さや弱さ、大切にしたいことを理解しているところです。
あと、かっこいい男の代名詞と言えば、「いくつになっても挑戦し続ける人」。挑戦をすると、もちろん時には失敗もします。失敗を乗り越え、それでも挑戦し続ける姿には、男としても、ビジネスマンとしても深みを感じます。

広報:
これからの10年、どうしていきたいですか?

村上:
時間にまつわる名言で、深く共感するものがあります。
「人は1年でできる事を過大評価し、10年でできる事を過小評価しすぎる。(アンソニー・ロビンズ)」
本当にその通り。大きな目標を持ち、時間をかけて積み上げていくことの大切さを強く感じます。
私は、いつも「何かが足りない」と感じていたいタイプ。死ぬ瞬間においても「人生幸せだった」というより、「明日も生きて、○○をやりたかった」と感じていたい。現状に決して満足することなく、これからの10年も常に高い目標を追い続け、挑戦を続けたいですね。

広報:
最後に、社員へのメッセージをお願いします!

村上:
誕生日のお祝い、ありがとう。全従業員で、一針一針縫って作ってくれた刺繍のアート作品は、一生の宝物です。笑顔輝く社員が溢れる、そんな組織にしていきたいです。
40代の節目には、どんな会社になっているか・・・。みんなと共に、社会に大きなインパクトを与える会社を作っていきたいです。
30代の村上太一もよろしくお願いします。