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10/27

不動産新サービスの女性プロジェクトリーダー!苦悩した開発からリリースまでの軌跡とは。

こんにちは。リブセンス広報です。
今回インタビューさせていただいたのは、ブライダルプランナーからIT企業のディレクターへという異色の経歴を持つ不動産ユニットの稲垣さん。9月26日(火)にリリースした不動産ビジネスパーソン向けツール「IESHIL CONNECT」では、初のプロジェクトリーダーとして開発をリード!ディレクター職の苦労や醍醐味について、本音をお聞きしました。

不動産ユニットの稲垣さん

不動産ユニットの稲垣さん

気づいたら「IESHIL CONNECT」プロジェクトリーダーになっていた!

広報:
IESHIL CONNECTのリリース、本当にお疲れ様でした。無事にリリースした今の心境を教えてください!

稲垣:
まずはホッとしています。実は開発当初、具体的なサービス内容が詰まっておらず不安ばかりというか、むしろ「無理じゃない!?」という気持ちでした。けれどリリースした今、プロジェクトがスタートした9ヶ月前には想像もしていなかった完成度の高いアウトプットにただただ感慨深いです。そして他部署から移動したばかり(むしろ異動前から(笑))の私を温かくプロジェクトリーダーに迎えてくれ、手を差し伸べてくれたメンバーにとても感謝しています。

広報:
IESHIL CONNECTの開発に至ったきっかけはどんなものだったのでしょう?

稲垣:
中古マンションの価格査定サイト「IESHIL」は、不動産市場の透明性向上を目的としたサービスです。ただ、これは一般ユーザー限定のサービス。私達が目指すゴールに近づくには、ユーザーと日々対面している不動産会社が抱える課題を洗い出し、解決することが必要なのではと考えました。実際に、不動産会社20社に集客からクロージングまでの課題をヒアリングしました。検討が具体化する中で、情報が最も複雑・煩雑な「災害リスク」をワンストップで確認できるツールを開発しデータ分析することで、透明性向上につなげたいと思ったのです。

広報:
なるほど。アジア航測様との提携は、かなり異色でしたよね。

稲垣:
アジア航測様は、地理空間データの質・量ともに日本を代表する企業で、公官庁にもデータ提供していらっしゃいます。そんな企業とIT企業のリブセンスが共同でサービス開発するには、様々なステップを乗り越える必要がありました。先方の基本的なサービス提供のプロセスは、ゴールを決めてサービス開発し提供するというもの。一方リブセンスは、サービスを段階的にリリースし、その過程で反響や改善要望に応じブラッシュアップしていくという正反対なものでした。しかもアジア航測様に提携を打診した頃は具体的なサービス内容も固まっていないフェーズ。怪しいIT企業と邪険にせず信頼してくださった関係者の皆様のおかげです。今ではあだ名で呼び合う仲になりました(笑)

広報:
とても良い関係が築けているんですね!開発にあたり先方からのご要望などはあったのでしょうか。

稲垣:
アジア航測様は、「データ」という資産をどのように販売・提供すれば、より多くの人に長く必要とされるのか、より活かせるのか、と課題をお持ちでした。納品して終わり、ではないサービスかつ価値を提供していくことは、業界でも前例が無かったそうです。私たちは、インターネットサービスをつくる側のプロとして、UX設計・データ分析力・開発力で、アジア航測様のデータを最大限に活用できるサービスを開発しようと決意しました。
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広報:
開発は短期間でとても苦労したと伺いました。最も頭を悩ませたのはどんなことだったのでしょう。

稲垣:
実は、サービス内容が具体化したのは6月末でした。その時点で開発にかかる時間を算出したら、「13人月」という数字が。しかし当時の開発人員数は1.5人。あまりにも現実とかけ離れた数字に、不安を通り越して凍りつきました(笑)。断腸の思いでリリースする機能を取捨選択し、開発のラスト1ヶ月半はエンジニア6名、デザイナー2名の協力を得てぐっとスピードアップさせました。

広報:
苦境を乗り越えてのリリースだったんですね。稲垣さんにとって、このプロジェクトを推進した醍醐味は何ですか。

稲垣:
大きく2つあります。1つ目は、同僚やユーザーが喜ぶ表情を直接見ることができたことです。経験の乏しい立場からプロダクトを立ち上げた中で、不動産企業の方から聞けた「これは便利だ!」という声はもちろん、プロジェクトメンバーに「このプロジェクトに携われてよかった」と言ってもらえたことに救われました。2つ目は、新しい知識に触れ、これまでと違った世界が見えたことです。不動産を価格やスペック以外で価値換算し、これまで無かった災害リスクという観点で多角的に評価することによって、見慣れた地図も見方が変わりました。世界が広がる感覚ってワクワクするんです。

華やかなブライダル業界からIT企業へ転職したきっかけとは。

広報:
その感覚、分かります!ところで稲垣さんは、異業種からリブセンスへ転職されたのですよね。転職のきっかけを教えてください。

稲垣:
新卒から6年間は、ブライダル企業に勤めていました。ウェディングプランナー、マーケティング、業務システムの開発・販売と様々な経験をさせてもらいました。どの業務も楽しかったのですが、ブライダル業界は1組のお客様とお付き合いする時間はもちろん、時間をかける仕事が多いのですが、WEBマーケティングに携わった際、お客様のレスポンスがリアルタイムに返ってくる感覚が面白かった。その後、30歳までに「自分の専門分野はこれだ!」と言えるものを身につけたいと思い、転職活動をスタートしたんです。リブセンスの面接で「未経験からでもディレクターをやってみないか」と言われ、「挑戦したいです!」と入社を決めました。

広報:
リブセンスへの入社後はどんなお仕事を担当されていたのですか。

稲垣:
賃貸情報サイト「DOOR賃貸」の部署に配属され、SEO施策やサイトのコンバージョン率改善などを担当しました。また、SEOグループにてSEO施策立案・運用や、社内へのナレッジ共有勉強会などを行っていました。SEOには「これをやれば必ず成功する」という必殺技はありませんが、「絶対にやっていはいけないこと」はあるんですよ。そして今年から、IESHILのプロジェクトに参加しました。
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広報:
今後の「IESHIL CONNECT」のサービス展望を教えてください。

稲垣:
開発当初に実装できなかった機能を早期にリリースしたいです。ですが、それが最優先ではないようにも感じています。リブセンスの強みに、サービスを全て内製しているからこそユーザーからの要望や改善点をスピーディに反映できる、という点があります。すでにご利用いただいている不動産会社からの要望に耳を傾けて、情報の本質やデータの分析結果を整理し、不動産の判断基準や価値基準を分かりやすく可視化することも重要だと思います。まずはそこからですね!

広報:
チームの団結なくしては成し得ませんね。ところで「IESHIL CONNECT」のチームはどんな雰囲気ですか?

稲垣:
シャイで個性的な人が多いですね。「動物園」と言われた時期もありました(笑)。内に秘めた熱い想いがあるけれど、自分が前に出ようという人は少ない。納期が短くて不可能だと思ったゴールに対して、格段に想像を上回る質のアウトプットが出てきます。要望に応えようとしてくれる一人ひとりの真摯な想いが、アウトプットで伝わってくるんですよ。

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広報:
いつも全力投球な稲垣さんのリフレッシュ方法を教えてください。

稲垣:
食べることとお酒が好きで、料理はストレス発散になります!無心になってみじん切りします(笑)。ミートソースは最高ですよ。たまねぎ、にんじん、セロリなど切るものがたくさんありますから。あと、子供のときから7年間野球をやっていて、身体を動かすこともリフレッシュになります。リブセンスの野球部に所属していて、時々汗を流しています。みんなガチになるところも好きで、取締役はエラーを数日引きずったりするんです(笑)。社長にも容赦ないガヤを飛ばせる雰囲気ですね。

広報:
最後に、稲垣さんご自身の今後の目標を教えてください。

稲垣:
インターネットの向こうにいる「不特定多数の人を幸せにできている感覚」を味わうことです。ウェディングプランナーをしていた頃は、結婚を控えたカップルが喜んでくれている実感がダイレクトに得られました。IT業界は不特定多数のユーザー向けにサービスを開発していますが、直接ユーザーとお話できる機会はほとんどありません。だからこそ、たくさんの方が幸せになってくれている、喜んでくれていると実感できるサービスの開発に携わっていきたいです。

いつも笑顔でパワフルな稲垣さん。周囲を元気にしてくれて、かつきめ細やかな配慮も行き届く人です。社内のどこかから稲垣さんの笑い声が聞こえると、こちらまで楽しい気分になっちゃいます!
稲垣さん、ありがとうございました!

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10/13

# Creators Career Compassイベントレポート

9月13日(水)、クリエイター向けのイベント「Creators Career Compass」が開催され、リブセンスクリエイティブリーダーの高木が登壇しました。本日はその模様をお伝えしたいと思います!

■ Creators Career Compassって?
このイベントはトレタさん主催で、テーマは「他社のクリエイター達とキャリアについての悩みを共有し合い解決していこう」というもの。今回の登壇者は、業種・業界等バラエティに富んでおり、様々な観点からクリエイターの仕事についてお話を伺うことができました。

< 登壇者の皆様 >

左から、TORETA社CDOの上ノ郷谷さん、LivesenseCreativeLeaderの高木、OHAKO社DesignDirectorの澤田さん、ココナラ社取締役の新明さん

左から、TORETA社CDOの上ノ郷谷さん、LivesenseCreativeLeaderの高木、OHAKO社DesignDirectorの澤田さん、ココナラ社取締役の新明さん

座談会のメインテーマは、「各社の組織体制」「デザイナーは今、何を求められているのか」、そして「何を目指して仕事に取り組んでいけばいいのか」の3点でした。

■ 各社のビジネスモデルやデザインプロセス・体制について
トレタ・上ノ郷谷さん:
トレタはBtoB飲食店向け製品の開発・提供です。クライアントからの要望をもとに、課題を抽出するところからデザイナーがコミットしています。課題解決に必要なことは機能追加なのか、実際にオペレーションの変更を提案するのか、というところまで具現化しプロトタイプしています。価値提供という点では、新しいプロダクトの企画にもデザイナーが深く関わっています。
リブセンス・高木:
弊社は事業ドメインを絞らず、プロダクトアウトとマーケットインの両輪で、社会課題の解決にコミットしています。事業部制の組織構造を採っており、デザインプロセスもボトムアップが基本の縦型構造になっています。事業部ごとにカラーが違うため、それぞれにフィットする独自の施策を展開できるのが特徴ですね。また、デザイナーやエンジニアが上流工程からプロダクトデザインに携われる体制となっており、受託開発的な働き方はしていません。
ココナラ・新明さん:
CtoCのプロダクトです。ユーザー同士のマッチングサービスなので、デザインによるターゲット設定や価値提供に関する捉え方が非常に難しく、社内の様々な職種のメンバーでディスカッションしながら企画を出しています。デザイナーはそれぞれの企画をユーザー目線で捉え直し、本質的に誰にどういう価値を届けることが目的なのかを定義・翻訳してプロダクトに落とし込んでいます。
オハコ・澤田さん:
受託開発です。まず、PMがクライアントへのヒアリングから課題抽出し、UIデザイナー・エンジニアがアサインされます。その後、プロジェクトのミッション、「誰に」「どんな価値を」「どのように届けるのか」等を設定するところから始まります。基本的に案件の掛け持ちは行わず、プロジェクトの進行中はそのプロジェクトにフルコミットします。エンジニアもUIデザインに感度が高く、積極的にデザインに意見を出してくれます。
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■ 各社のデザイナーの職域や、求められるスキルは?
オハコ・澤田さん:
私たちが扱うプロダクトのデザインは、即ち、クライアントのビジネスのデザインだと思っているので、ユーザーを理解するのと同等に、クライアントのビジネスを理解し、設計・構築する能力が求められます。その上で、エンジニア/PMと日々、ディスカッションをしながらUIやUXをデザインし、プロダクトの価値を創っていきます。
ココナラ・新明さん:
エンジニアが「効率を最大化する仕事」に対して、デザイナーは「設計や意匠を用いてプロジェクトの成功確率を最大化する仕事」という表現が気に入っています。ユーザーとプロダクトの両面で考えても、やはりユーザーに使い続けてもらう設計がプロジェクトの成功確率を上げていきます。そのためにユーザーに価値を提供し、ユーザーに伝わる言葉に変換して設計していくのがデザイナーの役割だと思います。
リブセンス・高木:
サービスデザインが仕事の軸になっているので、サービスに関わるスキル全般が求められます。デザイナーのスキルはUX・IA・UIなどいくつかに分かれますが、ひとりにフルスペックを求めるのは現実的ではありません。リブセンスとしては、個々のデザイナーに軸足となるスキルを定め、理想とするデザイナー像から逆算した上で、必要な領域へ越境していける仕組みづくりを目指しています。また、「やりきる」というマインドをとても大事にしていますし、イノベーティブなアイデアだけではなくプロダクトを泥臭く推進していく力も大切だと思います。
トレタ・上ノ郷谷さん:
ユーザーを中心にどういった価値を届けるか設計するところから携わっています。これまではデザイナーとして関わる部分は製品開発にフォーカスされていたのですが、今後、トレタのデザイナは、もっと組織に対して横断的に携わり、様々なチームの仕事を進めやすくするようにする役割りを担っていくようにしたいと考えています。ビジュアルに反映するという特技だけではなく、決めて進めるための考え方など、を活かしていけるキャリアや組織にしていこうと考えています。
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■ キャリアステップについて
トレタ・上ノ郷谷さん:
トレタのデザイナーのキャリアは主に3つの軸で考えています。3つの軸とは、プロダクトマネージャー、アートディレクター、チームマネジメントです。キャリアプランについては、現在もメンバーともいっしょになって、どういうスキルや、経験があるとどういう役割につながるのかというのを作っていっています。デザイナーとしてのスキルを高めていくことも、企画やプロダクトマネージメントに注力することも、メンバーをマネージメントすることも、日々の活動を通して、自分のキャリアプランを決めていけるようにしたいです。デザイナーのキャリアは弊社に限らず概念が曖昧なので、デザイナーの市場価値を高めることにしっかり取り組んでいきたいと思います。
リブセンス・高木:
事業の価値を正しい品質として「カタチ」にできること。それがインハウスのデザイナーとして事業に携わる上で最も重要だと思っています。そのためのスキルはもちろん、役割も多岐にわたっています。そこで私が担うべきなのは、デザイナー個々の指向性に合わせたキャリアパスの構築を、柔軟に行える環境を用意することだと心得ています。また数は少ないですが、マネジメントに携わることを目指すデザイナーもいます。クリエイターであれば当たり前のことですし、その上でデザインにとことん固執してもらいたいなと思いますね。アンテナは常に広く張り、まだ見ぬものにアイディアを注ぎ可視化して、プロダクトアウトしていくことにこだわってもらいたいです。
ココナラ・新明さん:
多くの企業は事業部制(縦軸)なので、必然的にその組織をマネジメントするもしくは数字責任を持つ職種の人数が増えていきます。そうした組織の場合、組織、人をマネジメントすることを前提にキャリアパスが用意されているはずです。そうすると、デザイナーとしてのキャリアを求めるなら職種が強い(横軸)制作会社などに行くか、起業して責任を持つ必要があります。会社の構造と自分の志向とを常に理解し、会社が求めるスキルと自分がやりたいこととのバランスが大事だと思います。もし自分で切り開くガッツがあるならスタートアップは責任範囲が広くキャリアパス自体を自分が作っていけるのでオススメです。

■ 各社のデザイナーの評価制度について
リブセンス・高木:
リブセンスでは何をつくったか(=What)よりも、どのようにデザインしたか(=How)を大事にしています。デザインが持つ価値を客観的に捉え、事業や組織に大してどのように貢献したのかを言語化してもらい、評価を下すようにしています。どんなに些細なデザインの変更でも、それは事業のKPIに少なからず影響しているはずです。それをひとつひとつ明確にすることで、評価だけではなく、組織に対してもデザインの理解を促進することができるのではないかと考えています。
トレタ・上ノ郷谷さん:
今トレタはどの職種も同じ目標設定にしようと考えています。デザイナーが設定する目標、リーダーが設定した目標が、経営トップが掲げる目標と乖離がないようにしています。デザイン組織を習熟させるためのプロジェクトを作り、個人・プロジェクトに対し目標達成度を評価しています。達成した上でさらにストレッチできたかにより次のプロジェクトに取り掛かる際の個人の成長に期待できると考えます。
ココナラ・新明さん:
経営トップの目標をもとに全社員が目標設定することで事業の目的がブレないようにしています。しかしデザイナーの目標・評価を数値化することは難しいと考えています。なので、今はプロジェクトに対するプロセスそのものを目標とし定性的に達成が積み上げられるかという点を重視して評価しています。
オハコ・澤田さん:
今実は改めて設定をし直している途中です。プロジェクト単位で言うとプロジェクトメンバーで週次でプロジェクトのレビューを開催し個々人の課題設定やそれに対してのアプローチの出し合いや共有をしています。こういったことも個々人の目標設定や評価にも反映していきたいのですが、まだ確立できていないので、もっとしっかりとシナリオを考えていきたいです。
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■ 登壇者ご自身のデザイナーとしてのターニングポイントは
オハコ・澤田さん:
新卒で入った会社ではとても忙しかったのですが、必死にやるうちにデザインの基礎ができました。その後転職した会社は優秀なデザイナーが多くそれまでに得たわずかな自信を失ったのですが、本業とは別にプライベートワークも寛容だったので、本業を定着させつつ、周りの優秀なデザイナーよりも数倍動こうと思いました。本業も含め、様々なジャンルの仕事に携わることで自分のデザインの軸ができたことが、大きなターニングポイントだったように思います。
ココナラ・新明さん:
起業した時ですね。起業する前は、どこか自分の意見に対して最後まで責任を持つことはできませんでした。自分の発言が相手に伝わらないことも、どこか仕方ない、自分の責任ではないと思っていました。しかし、起業して全てを自分事化し自分が最終責任を持つ立場になって変わりました。誰のためにやっているかと理解することでブレないということが分かりました。
リブセンス・高木:
リブセンスに入社する前は、音楽活動をしていました。とある事がきっかけでデザイナーに転身し、制作会社を転々とした後、フリーランスになりました。当時はFLASH全盛期で、Webを介することでコンテンツとユーザーが直につながり、驚きなどの感情がダイレクトに伝わってくる面白い時代でした。ただ、玉石混交のコンテンツで溢れていく中、トレンドを意識しすぎた中身のないものが増えていく傾向にありました。意味のあるものをつくりたいなと思い始めたのがこの頃だったんです。そんなときにリブセンスとの縁が生まれました。職種をまたぐ越境文化があるこの会社では、営業がSQLを書くこともありますし、デザイナーとエンジニアが互いの業務にフィードバックし合うこともあります。幅広い職種の人たちと切磋琢磨しながらクリエイティブにこだわることができる、そんな企業文化を楽しんでいます。
トレタ・上ノ郷谷さん:
もともと紙のデザインをしていたんですが、当時は媒体の向う側に相手が見えず反応が分かりませんでした。そういう意識も持っていなかった。その後、事業会社に入ると、製品を売っている人や使っている人が見ることの大切さに気付き、それはそれでプレッシャーを感じたのですが、同時にとても楽しいと思えました。最近はデザイナーとして経営に関わり、デザイナーの立場から会社や事業の優位性を示す立場になり、さらにプレッシャーを感じています。今はその立場を通じて、デザインやデザイナーはもっと社会の役に立てる存在なのではないかと思っています。

各社サービスの違いもあり、デザイナーの役割や組織へのコミットメントの仕方は様々でした。共通していることは、ユーザーの求めることに真摯に向き合い、サービスをつくりたいという姿勢。デザイナーを目指す方、キャリアアップを目指す方にとって共感できる点や新たに得る視点があったのではないかと思います。
今回ご一緒させていただいた登壇者の皆様、ありがとうございました!

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