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08/25

選考で叩かれても、落とされても、絶対やる!プロジェクトリーダーが語る『治療ノート』立ち上げへの決意

こんにちは。リブセンス広報担当です。
先日、治療法を選ぶための医療情報サイト「治療ノート(β版)」の提供を開始しました。
治療ノートは、2014年にスタートした社内の新規事業公募制度「Egg」から初めて公式事業化されたサービスです。今回は、「選考で叩かれても、落とされても、絶対やる!って決めてました」と言い切る、プロジェクトリーダーの武田にインタビューします。

「治療ノート」のプロジェクトリーダー 武田

「治療ノート」を立ち上げたプロジェクトリーダー 武田

 

広報:
もしEggの選考がダメでも、絶対やると決めていたそうですが、そこまで強く立ち上げようと思ったきっかけは?
武田:
1年半程前のことですが、友人が乳がんかもしれないと診断されたんです。自分にできることは、情報収集くらいですから、どんな治療法があるのか、仮に胸を切除しなかったらどんなリスクがあるのか・・・と、とにかく検索してみました。でも、病気そのものについて書かれた専門的なサイトや、苦しかった大変だったという患者さんの闘病ブログはあったものの、治療法を知るためのサイトはありませんでした。これはもう、創るしかないですよね。この直後から、治療ノートの立ち上げ準備を始めました。
この他にも、私自身、幼い頃にアトピー性皮膚炎で、母がとても悩んでいたのを覚えています。当時、ステロイド剤について批判的なニュースや噂が多く、使うのを止めたところ炎症がひどくなってしまいました。結局、再度処方してもらったステロイド剤が効いて無事に治ったのですが、客観的な正しい情報を得られれば、こんな経験はしなくてすんだのではないかと思います。
ちょうど、事業構想を練り始めた時期と第2回Eggの時期が重なっていたんですよね。もし、途中で選考から落ちたとしても、立ち上げを諦めるつもりは全くなかったです。絶対に必要なサイトだから、絶対やる!って決めていました。だから、選考でどれだけ叩かれるかとか、全く気にならなかったです。落ちたとしても次のEggに再チャレンジするか、直談判か、どうやってでも立ち上げるつもりでした。これが良いと思ったら曲げない、思い込みが激しいのかもしれません(笑)

広報:
あの時(第2回)のEggは、学びや住まい・家事、投資、ファッションなど生活に密着した問題解決に繋がる事業プランばかりで、選考プレゼンを聞いていると、みんな思いが強く応援したくなるプランが多かった気がします。当初、治療ノートというプランではなかった気がするのですが。
武田:
元々Eggに応募したプランは、患者さん同士のQ&Aサイトでした。一次審査通過の後、取締役の中島さんがメンターについてくれて、ブラッシュアップしていきました。
初め、分からないこと(Q)に分かりやすく答える(A)サイトを創ることにとらわれていて、Q&Aがいいと思い込んでいました。でも、中島さんに「もっと考えられる?」と何度も聞かれて。患者さんが知りたい情報は何か、自分たちが提供すべき情報や価値は何か、患者さんが治療法を選べる世の中を創るというビジョンを実現するためのアプローチとして最適な手法は何か。考えては問い返され、考えては問い返され。日々悩んでばかりでした。ある時、悩みに悩んで夜中3時に相談のチャットを送ったら、即アドバイスが返ってきたんです。今冷静になって思うと、あんな時間にチャットをするなんて、どうかしていますよね。でも、あの時の即レスポンスには愛を感じました(笑)まだまだ頑張らなきゃと。そんな日々を繰り返しながら、現在のサービス形態になっていきました。

広報:
立ち上げの際、医師や患者の方々にも直接会いに行ってご意見を頂いたとか。
武田:
医師会や病院、患者会という患者さん同士の集まり、社員や知人からの紹介してもらった患者さんなど、立ち上げの早い段階からとにかくいろんな方にお会いしました。潜在ユーザーの方々に直接ご意見を頂けたのは、サイトづくりにとてもプラスでしたね。
伺う前、医師の方々は、いろんな情報や噂が飛び交うインターネットサイトについて、あまり良い印象を持っていないのかと勝手に思っていました。でも、実際にお会いして、こんなサイトを創りたい!と素直にぶつけてみると、快く協力してくださって、良い意味で予想を裏切られました。コンテンツづくりの段階でも、掲載できるレベルになるまで、忙しい時間を割いて何度も直していただいて。初めは「こんなんじゃ使えない」と厳しい言葉を頂いたこともありましたが、何とか立ち上げることができました。本当に感謝の一言です。
患者の方々にも、初めは受け入れられるか不安だったのですが、治療法ごとに体験談がまとまっているのは嬉しい、という好意的な反応が多かったです。でも、まだ「このサイトのおかげで治療法を選べた」というお声はいただけていないので、早くそのレベルにしなければいけませんね。

 

 

広報:
武田さんは、2012年4月に新卒でリブセンスに入社しましたよね。サイトづくりや事業立ち上げに元々興味があったのでしょうか?
武田:
学生時代から、自分で事業を立ち上げたいと思っていました。就職活動中、まだリブセンスは上場する前でしたが、1番チャンスを与えてくれそうな雰囲気があり、自分が事業を創っているイメージがわいたので入社を決めました。
当時は、環境問題に興味があって、少しでも解決に貢献できるようなサービスをやりたいと思っていました。人間が繁栄していく一方で、資源がなくなっていくことは明らかなので、リサイクル・リユースといったサービスは必要不可欠だなと思って。CtoCだと市場規模は小さいですが、BtoB単位でものが循環できる仕組みを作れば、少しはインパクトがあるかも、とか。
あとは、祖父がらっきょう屋さんをやっていて、販売促進に取り組んでいました。らっきょうを日本酒といっしょに食べてもらったら美味しいかもしれないと、日本酒のNPOにご協力いただいてアピールしたり、デパートで販売したり。
起業家の方々のレベルとは全く比べものになりませんが、元々興味があったとは言えるかと思います。

広報:
実際に、入社して3年くらい経って、イメージどおり事業立ち上げのチャンスがきたわけですね。
武田:
実は、サービスの立ち上げという意味では、以前、アルバイト求人サイト「ジョブセンス」の中で1つ付随するサービスの立ち上げを経験させてもらいました。新卒のディレクターに、ベテランのデザイナー・エンジニアさんたちというチーム構成で、私は、ディレクターとしてチームを引っ張らなければならなかったのに、何もできなくて。リブセンスのサービス立ち上げは、少人数で行うということもあって、職種の壁を超えたチームでした。デザイナーさんなのに企画もできてしまう、エンジニアさんなのに営業もできてしまう、僕って何?と。挫折というか、何もできない自分に気付けたおかげで、自分にできることをやるしかない、と思えたのは良かったかもしれません。当時、自分にとってメンターのような存在だったチームのエンジニアさんが、「武田の課題」というPPT資料をまとめてくれたんです。優先度を考えたタスク実施、限られたリソースでの・・・・・等など、久々に見てみると今でもちょっと耳が痛い内容も。ゼロから1つのサービスをカタチにした、というあの時の経験は、自分を育ててくれたと思います。

広報:
これから、治療ノートをどんなサービスにしていきたいですか?
武田:
治療ノートでは、患者さんが治療法を選べる世の中を目指していきたいと考えています。
正しい情報を知っているか知らないかで、その後早く治せるか変わってしまいます。人生も変わってくるかもしれません。
治療法について中立的で正しい知識が得られ、医師と患者双方による多面的・客観的な情報から自分に合った治療法を選べるようになれば、そして、選ぶ際に感じる葛藤や不安を少しでもやわらげることができれば、このサイトは成功なのかなと思います。
そのためには、まず対応できる病気の数、情報数を増やす必要があります。サービススタートを発表してから、毎日、医師の方々からご協力のお申し出をいただいています。1日も早く、医療の現場、患者さんの間であたりまえに使われるサービスにしていきたいです。

武田さん、ありがとうございました。

 

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