リブセンスでは、半期に一度、目覚ましい活躍をしたプレイヤーを表彰する「Livesense Award」というセレモニーを実施しています。アルバイト・契約社員・派遣社員・業務委託など全ての雇用形態の従業員が対象で、個人だけでなくチームやプロジェクトも表彰の対象になります。2018年下期のMVPに輝いたのは、マッハバイトで広告運用を一手に担う新卒2年目の中垣さん!今回の広報ブログでは、中垣さんの受賞の喜びと今後の野望をインタビューしました。
◆必要なことは全部上司から学んだ
広報:2018年下期MVP受賞、おめでとうございます!
中垣:ありがとうございます!
広報:今回MVP取るかも、という予感はありましたか?
中垣:いえ、全く無いです。ただ、広告運用の実績は評価されている感触があったので、MVT(チーム賞)か社長賞はもしかしたら、とは思っていました。でも、どちらもノミネートすらされなかったので、ちょっと落ち込んでいました。そしたら、最後の最後にMVPで名前が呼ばれて…びっくりしました(笑)
広報:MVPの発表は一番最後ですもんね(笑)スピーチではとても落ち着いているように見えました。
中垣:驚きすぎて、逆に落ち着いていたというか…僕、めちゃくちゃしゃべってましたよね(笑)
広報:はい(笑)受賞理由の的確な分析と、周囲への感謝が印象的でした。
中垣:スピーチでも話しましたが、本当にチームの皆さん、事業部の皆さんのおかげでしかないんです。WEB広告って因果関係が明確で全て数字に現れるので、貢献が見えやすいというか、評価されやすい特性があると思っています。広告の効率改善はPL(損益計算書)にも直接影響を与えられますし。でも、そういったわかりやすい結果を出せる背景には、事業部の皆さんの大きな貢献があります。営業やメディア、ブランディング、CSの皆さんの貢献があるからこそプロダクト全体の価値が高まり、その結果、広告に回せる予算が増えるという良い循環ができています。
広報:とても俯瞰的な感想ですね。一方、直属の上司である武田さんへの感謝の言葉が少なかったように思いますが……
中垣:めちゃくちゃ感謝してますよ!(笑)武田さんからは、考え方の大部分を学びました。僕の思考のほとんどは、武田さんでできていると言っても過言ではないです。問いの立て方、思考における枠や変数の捉え方など、1on1の中でたくさん叩き込まれました。妥協していないか、常に最善を探しているかという自省の癖付けも、武田さんから学んだことです。
広報:武田さん、偉大ですね!
◆これからの野望。ノウハウの全社共有に向けて
広報:今担当されている広告運用の仕事内容と役割を詳しく教えていただけますか。
中垣:広告には、大きく分けてブランディング(認知)とパフォーマンス(獲得)の2種類があるのですが、僕がやっているのは後者の「獲得」です。武藤さん、田中さん、倉田さんの4名のチームで、チームリーダーをしています。とても良いチームです。
広報:これから取り組みたいことはありますか?
中垣:広告運用ノウハウの全社共有に力を入れたいと思っています。例えば去年、「アドアカデミア」という名前で、広告運用のナレッジを全社で共有するための部門横断勉強会を行いました。マッハバイトはアドバンスな広告構造をしているので、かなりナレッジが蓄積されています。成功ばかりではなく、失敗も沢山あります。他の事業部で同じ穴に落ちることがないように、横断的にナレッジを共有していくのは、先に出たものの使命だと思っています。
広報:「先に出たものの使命」、中垣さんらしくてかっこいいですね!
◆気になるMVP賞金の使い道は…
広報:ところで、MVPの賞金は趣味に使われたと聞きました。
中垣:よくご存知で(笑)ギターを弾くのが好きなのですが、ずっと欲しかったガットギターを買いました。ガットギターはナイロン弦でできているクラシックなギターで、音も何もかもがかっこいいんです。ギターへの愛情が増しました。
広報:他にはどんな趣味をお持ちなんですか?
中垣:アート、お酒、小説、映画、自転車ですかね。
広報:幅広い。アートはビジネス界でも注目が高まっていますが、どういうところが魅力なのでしょうか?
中垣:僕は、純粋に目で見て美しい作品と、考えさせられる作品の2つが好きです。前者だと、例えば、千住博さんのウォーターフォールシリーズですかね。学生時代にガイドをしていた京都の大徳寺・聚光院に千住さんの作品があるのですが、とても好きです。あとは、アメリカの抽象表現主義の巨匠、サム・フランシスさんも好きです。
広報:ちなみに、後者だとどんな作品なのでしょう?
中垣:荒川修作さんですね。三鷹天命反転住宅とか、養老天命反転地とか。
広報:よ、ようろうてんめいはんてんち…!?全然知りませんでした。
◆ゆくゆくは地域創生に携わりたい
広報:中垣さんは、会社で「村長(そんちょう)」と呼ばれていますよね。
中垣:学生時代に地域創生の研究をしていたのですが、その話をしたら「村長」と命名されました(笑)
広報:だいぶ雑ですね(笑)今でも地域創生には興味があるのでしょうか?
中垣:はい。「地域創生」という言葉を使うと仰々しいですが、僕がやりたいのは、その地域に必要とされていることや、自分がやりたいこと・できることをやりたい、というくらいのものです。具体的にいつ・どこでというのを決めているわけではないのですが、いずれそうしたことに携わりたいという思いはあります。
広報:ITや広告の知見が地域創生にも活かされそうですよね。
中垣:ただ、直近はやはり今のリブセンスでの仕事を大切にしたいと思っています。会社としてまだまだ改善できるところ、プロダクトとしてよりよくできるところが、やっとなんとなく見えてきたところなので。2年目でホップ・ステップ・ジャンプのステップくらいのところには来れたかもしれないですが、ここからちゃんとジャンプしていきたいです。
広報:今後益々の活躍、楽しみにしています!
迷いのない言葉で語ってくれた中垣さん。発せられる言葉の一言一言に重みがあり、新卒2年目ながらすでに「村長」の貫禄を感じました。謙虚な物腰と妥協しない真っ直ぐな姿勢は、リーダーとしての優れた資質を感じさせ、これからの飛躍が楽しみです!インタビューに応じてくれた中垣さん、ありがとうございました!