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07/16

「今、リブセンス村上社長が注目するWebサービス」vol.3  「Webサービスで大事なこと」

広報:
他にも「マネーフォワード」のように何かの入り口になるWEBサービスで
注目しているものはありますか?

村上:
他には、IMアプリ(メッセンジャーのキュレーション)がありますね。
メッセンジャーは、今はLINE(ライン)facebook(フェイスブック)skype(スカイプ)、メールとかに分散しているじゃないですか、それを1個にまとめようという発想ですね。
今だと「Imo(アイエムオー)」とか「IM+(アイエムプラス)」というサービスが使われているようですね。
だけど、IMアプリには惜しいところがあると思っています。

広報:例えばどんなところですか?

村上:
そうはいってもラインとフェイスブックなどメッセンジャーが2個ぐらいまでだったらまとめる必要なく、個別に使ってしまいませんか?
使っているメッセンジャーが100個ぐらいあったら便利だと思うんですけど(笑)
度々になりますが、こういう「何かをまとめる」という発想、つまりIDが複数分散している領域はニーズが強いんだと思うんです。
極端な話、楽天とかもある意味キュレーションサイトなんですよ。
色々なショップがあるのをまとめて1つの楽天というサイトに載せているみたいな。
だから、そういう分散している市場において、こういうアプローチの仕方は面白いなと思っています。

infovol3murakami

広報:
他にも、グノシーやマネーフォワードとは全く領域が違うけど、注目しているサービスなどありますか?

村上:使ってはいないのですが、
小説投稿サイト「HAMELN(ハーメルン)」や小説・コミックコミュニティ「Eエブリスタ」とかですかね。
Alexa(アレクサ)で急激に伸びていて知ったんですけど、
ツイッターやフェイスブックなどが多くの人に利用されるようになり、
発信していくことに対するハードルは、どんどん落ちていってるんですよね。

先日、Design Festa(デザインフェスタ)というオリジナル作品が出店するアートイベントに市場調査に行って来ました。
想定以上に盛り上がっていて、こんなにも個人で出店するニーズがあるのかと驚きました。
こういうリアルの場を感じるというのはすごく大事だと最近は思っていて、
とてもいい刺激を受けましたね。
個人出店に関するWEBサービスだと、
オンラインストアが開ける「Stores.jp(ストアーズ・ドット・ジェーピー)」や「BASE(ベイス)」とかがあります。
個人が発信するプラットフォームというのは、一定のニーズはあるんですよね。
あとは動画検索の「Pideo(ピデオ)」ですかね。

STORESJPTOP

広報:動画検索サイト、村上社長は見るんですか?

村上:
見ないですね(笑)動画検索サイトだと、パーソナライズされた動画のレコメンドとかあったら便利だし、面白いと思わないですか?
話は戻るけど、動画のグノシーをやってもいいと思うんです。
動画という切り口じゃなくてコンテンツ商品のグノシー。
要は暇つぶし商品のグノシーがあってもいいと思う。
そして、動画モードとか小説モードとかあって、そのタイムラインを見ていたら暇をつぶせる、みたいなのとか。
今までは、ネットリテラシーの低い人達は、キーワード検索しないと、何をすればいいか分からないし、みんなネットを使えなかったんです。
そういった意味だと、フェイスブックは究極な暇つぶしがしやすいサイトだと思っていて、
タイムラインをダラダラ見て暇つぶしができるじゃないですか。

広報:暇つぶしサービスがリブセンスから発明されるかもしれませんね!最後に一言お願いします。

村上:
こういうインタビューだと、だいたい「いいWEBサービスを見つけるためには、
どうすればいいですか?」と聞かれたりするんですが、それは私にとって、
「会社を起こすコツは何ですか」と聞いてくるのと同じことで、愚問だと思っています。
そんなコツがあるなら私が知りたいぐらいです(笑)。

私は、WEBサービスを探す際に大事なことは、大量に情報を見ればいいのではなく、「こんなサービスがあったらいいのに」とアイデアを考えて、探すことだと思っていますし、それを意識しています。

どんなにたくさんのサービスに接しても、自分自身の問題意識や考えがないと、
その情報を活かせないと思うんですよね。
ですので、そういった点も意識して、WEBサービスを見てみることをオススメします!

Fin
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07/08

「今、リブセンス村上社長が注目するWebサービス」vol.2 「Moneyforward」

広報:
「今、リブセンス村上社長が注目するWebサービス」vol.1では、
「Gunosy」に関する話を色々と聞きました。
他にも色々話を聞いていきたいと思うのですが、
最近家計簿をつけはじめたという村上さんが、お金に関するサービスにも注目しているとのことですが。

村上:
Moneyforward(マネーフォワード)」ですね。
実は、私はまだマネーフォワードを使っていません。
アカウントは持っているんだけど、今は「OCN家計簿」を使っています(笑)。
ではなぜ注目しているのかというと、マネーフォワードのほうが定期的に改良が行われ、
将来におけるサービスの拡大に対する期待値が高いからです。

infovol2murakami

村上:
市場を考えると、お金は世の中で一番大きい軸であり、
家計簿は主婦だけでなく、多くの人がつけています。
さらに、家計簿における誰もが持っている課題や問題は、
1回は付けるんだけど、面倒くさくなってしまったり、曖昧になったりすることありますよね。(笑)
それを自動でできてしまう楽さや銀行のWEBサービスのログインの面倒くささなどを
解消してくれ、利用しやすいんです。
このように、マネーフォワードは、分散された銀行口座や金融資産情報など
お金にまつわるデータをまとめることができる、
すなわち「お金にまつわる入り口」になるんです。
情報がどんどんいろんなIDに分散していっていて、
それを1個にまとめるという作業はあったらいいのにと思っていました。
また、入り口を取ることで、マネタイズの可能性も広がりますよね。

広報:村上社長が思う、マネーフォワードのマネタイズとは?

村上:
例えば、「Kanmu(カンム)」というクレジット連動クーポンサービスがあるのですが、
そのサービスはクレジットの履歴情報をもとにクーポンを配信するという機能を持っています。
スターバックスをクレカで買ったら、目の前にあるエクセルシオールが広告を
私に出すっていう感じのサービスですね。
このサービスはカンムじゃなくても、
お金の入り口を抑えているマネーフォワードでもできてしまいますよね。
しかもマネーフォワードを利用していたユーザーにとっては、
より魅力的なサービスが増え、継続する理由にもなります。
そういった意味でも、「マネーフォワード」は様々な新しいサービスの可能性が秘められています。

MoneyforwardTOP

広報:それ、嬉しいです。でも、村上社長は使っていないんですよね。(笑)

村上:
マネーフォワードは、新たに出来たサービスですが、
提携金融機関などすごいスピードで成長しています。
私が家計簿をつけ始めたタイミングではOCN家計簿は対応している金融機関が多かったのですが、
そろそろマネーフォワードに移行しようかなと思っているところです。
使っていないからマネーフォワードが駄目というより、
この「お金の入り口」をとるという発想がよくて、
今後このペースで改良が行われれば、OCN家計簿を間違いなく抜くだろうな、と思っているんです。
マネーフォワードユーザーもどんどん増えていくと思いますね。

~vol.3へ続く

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07/02

「今、リブセンス村上社長が注目するWebサービス」vol.1

広報:
今回はLIVESENSE info初の長編インタビューです。
村上社長に「今注目するWEBサービス」について聞きたいと思います。
早速ですが注目しているWEBサービスを教えて下さい。

村上:
ネットの世界の歴史を振り返ると、
Yahoo!が出てきてありとあらゆる情報を手で整理し、
その後Googleが出てきてそれを機械で整理しました。
そして、今はソーシャルメディアが出てきてまた人で整理されているんです。
このような経緯もあり、私はその先にまた「機械で整理しよう」、が来ると思っています。
要は人で整理し切れないぐらい、ソーシャルの力でも整理し切れないぐらい情報があふれていて、
最後はまた改めて機械が来るんじゃないかという点で注目しているのが
Gunosy(グノシー)」です。

GunosyTOP

広報:どんなところに注目しているんですか?

村上:
注目している理由としては、昔からインターネットはキーワードを入力しないと何かが返ってこないんですよ。
それがテレビみたいに何となく見られる仕組みって多くの人に必要とされるのでは?と思っています。
これだけ多くの人がフェイスブックを使っているのは、何もしないでただ画面をスクロールして、ダラ見ができるからなんだと思います。超簡単じゃないですか。
昔はインターネットでも個人を特定するという作業ができなかったんですよね。
フェイスブックだってなかったし、ツイッターだってなかった。
グノシーは、個人にまつわるデータを持てるようになってきたからこそ生まれたサービスですね。

infovol1murakami

村上:
遊ぶ予定がたくさんあって時間を効率的に使わなきゃいけない「リア充」みたいな人たちにこそグノシーはオススメですね。
私はリア充ではないので(笑)、週末にRSSを使って大量の情報を見て、情報の優位性などを判断するためにグノシーを使っています。
おそらく、グノシーは閲覧した記事の履歴を持っているので、
どんどん見ている人の関心のあるニュースを掴んで、配信してくれると思います。
例えば「恋愛」という言葉がたくさん入っているものばかりをクリックしていたら恋愛系の記事が増えたりする。そういうログまで持っているというのは面白いですよね。
キーワードのデータマイニングとかもできますし。
あと、グノシーは導線がすごく面白くて、例えばシェアをするときはグノシーに対してシェアになっているのでグノシーに流入するという成長エンジンの描き方が出来ているんですよね。要はグノシーで得た情報をシェアすると「あれは何だろう」みたいな感じで広がっていくので、ユーザーが増えたらユーザー自身がユーザーを連れてくる構造ができているということです。

広報:
グノシーについて色々調べていたら、GW明けに炎上していたようで、だいぶ盛り上がっているんですね。(グノシー公式見解へのリンク)

村上:
炎上したのもまたすごいですよね。「はてブ」の引用はしていないのに、それぐらいグノシーが流入元として強くなってきているということですから。
あと、ニュース系でいうと「SmartNews(スマートニュース)」もすごく注目しています。
このサイトはUI先行で、プロダクトもいいんです。スマートニュースは「ヤフトピ」の置き換わりを狙っていると思いますし、期待できますね。

~vol.2へ続く

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