アーカイブ: 2019年11月

2019/11/11

雇用形態も所属組織をも超えた、リブセンスと従業員の関わり方

リブセンスには、東京本社・宮崎支社・京都支社にそれぞれ、正社員・準社員・業務委託・派遣社員・アルバイトの従業員が在籍しています。
今回は社内の働き方に関する各種制度と、退職者が業務委託として働き続けるチームの事例についてご紹介します。

リブセンスでは、従業員各自のライフスタイルに合わせた多様な働き方の実現を目指し、以下のような取り組みを行っています。

●エンジニア・デザイナーとマネージャー以上に適用される裁量労働制
●定時を就業規則の10時~19時のほか、9時~18時、11時~20時から選択できる「マイ定時」制度
●対象女性社員の100%、対象男性社員の58%が利用する育休制度
●チーム内の合意を前提として全社員にリモートワークを認める「どこでもワーク」制度
●社内の所属部署以外での業務を体験できる社内インターン制度
●アルバイト・契約社員・準社員から正社員に雇用形態を変更する「MS制度」
●退職時の給与を保証し、最終面接以外の選考フローを免除する出戻り制度
●育児・介護などを行う従業員向けの時短勤務制度

家族と過ごす時間を増やしたい、違った仕事でより成長したい、今より仕事量を増やしたいなどのニーズを叶えるため、リブセンスは働き方についても新しい「あたりまえ」を作り出す組織でありたいと考えています。

このほかにもリブセンスでは、アムルナイが業務委託の形で退職後も関わり続けてくれることがあります。一般的に、退職をすると勤めていた企業とのつながりが切れてしまうケースが多いものです。退職者が雇用形態を切り替えてリブセンスに関わり続ける理由はなんなのか。雇用形態という枠組みを超えた会社と個人のつながりについてご紹介します。

今回は正社員求人情報サイト「転職ナビ」 チーフプロダクトマネージャーの大谷崇介さんと、1年半前にリブセンスを退職したのち、今も業務委託という形態で転職ナビの開発を担当している河原塚有希彦さんにお話を伺いました。

転職ナビ・チーフプロダクトマネージャーの大谷さん(左)と、業務委託エンジニアの河原塚さん

多様な雇用形態のメンバーが集まる転職ナビ

-まずはマネージャーの大谷さんに、チームの様子についてお伺いします。今現在、転職ナビのプロダクト開発チームにはどんな雇用形態の方がいるのでしょうか?

大谷さん「正社員・アルバイト・業務委託の方がいます。開発チーム20人のうち正社員が10人くらいです」

-異なる雇用形態の方がいるチームと、正社員のみのチームとの働く上での環境の違いはありますか?

大谷さん「あまりないですね。うちのチームには、各メンバーの勤務時間やドメイン知識の量、各自の能力に応じて柔軟に業務フローを構築するための知見が溜まっているので、メンバーの雇用形態が気になることはほとんどありません。まだ勤務歴が浅いメンバーの場合はドメイン知識が豊富でないことが多いので、指示やコミュニケーションをやや丁寧に行うこともありますが、それらは雇用形態に依存するものではないと考えています」

-大谷さんもMS制度を利用して正社員になられたのですよね。雇用形態に依存をしないマネジメントをされている一方で、MS制度をつかってもっと正社員になる人が増えたらいいな、と思うことはありますか?

大谷さん「多様な雇用形態で受け入れられることで、正社員枠では関わっていただきづらい方にも参画していただくことができるのはメリットだと思いますが、本音を言うと、正社員を増やしたいです。正社員になってくれると、こちら側としても『ある程度の期間は在籍してくれそうだ』という安心感から、より深い議論に巻き込みやすくなるので。私自身も元はアルバイトとして入社してMS制度を利用して正社員になったので、正社員になりたいというメンバーには、できる限り支援したいと思っています」

退職しても関わりたい理由

-今度はメンバーの河原塚さんにお伺いします。まずは、リブセンス入社から退職までの経緯について教えてください。

河原塚さん「正社員で入社したのが2013年の4月でした。当時はジョブセンス(現マッハバイト)に配属されて、そこから人事部、新規事業部、別の新規事業部を担当したあとに、大谷さんの下で転職会議と転職ナビのマーケティングを担当するようになり、その後2018年2月に転職しました。エンジニアとして事業開発やメディアグロースを担当する中で、ビジネス側の知識やスキルを身に付けたいと感じたのが転職理由でした。現在はリブセンスと業務委託契約を結んでいて、週に1回出社しつつ、基本はリモートで転職ナビの開発に関わっています」

-どういった経緯で業務委託になられたのでしょうか?

河原塚さん「転職先からマネージャーとしての内定を頂いたとき、現場の一線から外れることに不安がありました。マネジメントスキルを高めなければと分かっていても、エンジニアとして手を動かさなくなるのは少し怖くて。手を動かしながらマネジメントを行うプレイングマネージャーという手もあったのですが、どっちつかずになってしまう懸念もありました。そこで、エンジニアリングは副業でやりつつ、本業ではマネジメントに集中しようというアイデアが浮かびました」

-副業でプレイヤー業務を続けるとなると、違う会社の環境も見てみたくならないのかなと思いました。なぜ副業先として他の会社ではなくリブセンスを選んだのでしょうか?

河原塚さん「どうせ副業をやるなら好きな人たちと働きたいと思ったからです。リブセンスのエンジニアの、思考がシャープで、行動が実直で、ハッカーマインドを持つ人が多いところが好きでした。真摯にメンバーと向き合いつつ、物事一つに集中して突破する手段を常に探している人たちの中で働きたい自分にとっては、リブセンスは副業先として最適でした。挑戦したいことは別にあったけど、この人たちとも働き続けたい、だから関わり続けることを選んだ、という感じです」

-他社でキャリアを積むことを選んだけれど、それでもリブセンスがお好きだったのですね。大谷さん、正社員から業務委託に変更される際、会社から見た弊害などはなかったのでしょうか?

大谷さん「河原塚さんの評価は社内でも高かったので、採用する側としてまったく違和感がなかったです。私たちとしても長く一緒に働きたい方だったので、今こうして業務委託として働き続けてくれているのは、とても嬉しいです」

会社と個人の、永く多様な関わり方

-お二人から見て、業務委託と正社員で、どのような違いがあると思われますか?

河原塚さん「業務委託という雇用形態では複数の会社と同時に薄く関わることができるので、業界のトレンドなどの広く浅い知識の吸収がしやすいと考えています。逆に正社員の場合は、携わる業務がその会社のビジネスの根幹に近くなるので、ビジネスの伸ばし方などの知識・経験を積みやすいように感じています。リブセンスでは正社員も業務委託も経験した形になりますが、そのときのニーズに合わせて雇用形態を変えながらも関わり続けられるのは、ありがたいなと思います」

大谷さん「マネジメントコストという点では、正社員で採用すると目標設定や育成などのケアが必要になりますが、業務委託の人にもドメイン知識のインストールなどは一定発生するので、その点はあまり変わらないかなぁ。個人的にはやはり、より長い時間を共にする正社員の方が、事業へのオーナーシップも生まれやすいので、正社員として関わっていただくメンバーを増やしたいですね。

ただ、河原塚さんのように本業での挑戦の機会を会社から提供しづらい場合には、業務委託として関わり続けていただける会社でありたいです。一緒に働きたい人であれば、どのような雇用形態であっても一緒に働けるのは嬉しく思います。退社したら二度と関わらないという短い関係性ではなく、退職しても、別の会社で挑戦・成長しまた戻ってくる、というような関わり方も、あってもいいんじゃないかなと思います」

-ありがとうございました!

リブセンスは、個々人のキャリア構築やライフスタイルの変化に応じて、より柔軟な個人と会社の関わり方を実現したいと考えています。雇用形態という枠組みを超えて、働き方の新しい「あたりまえ」を発明していくリブセンスに、今後もご期待ください!

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2019/11/05

多様な働き方の実現へ。リブセンスの十人十色な副業事情

リブセンスは、副業を反対もしなければ推奨もしません。

就業時間外の過ごし方は、自由であるべきです。趣味を楽しむ、育児をする、介護をする、勉強に励むなど、時間の使い方は人それぞれ。なのに、そこに利益が絡んでくると、禁止や制限をせざるを得なくなるのがこれまでの副業制度でした。

2019年9月、リブセンスはこんな決断をしました。それは「副業申請の廃止」。一人ひとりの選択を尊重し、働き方の多様化を実現させるため、会社外での時間の使い方には介入しないことを決めたのです。(※競業に該当する領域を除く)

そこで今回は、さまざまな社外活動に取り組むリブセンスメンバー5名にインタビューを実
施。強みを活かして社外でも活躍する、それぞれの生活が見えてきました。

ケース1 コミケの会場地図アプリ「コミマップ」を開発

エンジニア・堤下薫さんは、コミケ(コミックマーケット)の会場内地図アプリ『コミマップ』を開発しています。コミケとは、半年に一度開催される国内最大規模の同人誌即売会で、毎回50~70万人の一般参加者が東京ビッグサイトに訪れます。

2014年、当時大学2年生だった堤下さんは、コミケの会場マップが「紙」であることを不便に思います。これほどの規模のイベントなのに、アナログな方法しかないなんて。そこで堤下さんは、会場マップをスマホでスムーズに見られるアプリを開発。その噂は徐々に広まり、現在ではイベントのたびに約1万6000のダウンロードがあるのだそうです。

堤下さん「アプリストアに200件以上のレビューがついているのですが、その中でも『コミマップ』は星4.6以上を維持しています。当日Twitterの反応を見ながら、不具合があれば30分ほどで修正をすることも。使いたい技術を選定して、プロダクト開発を試せるのは経験を積む良い機会になりますし、会場で実際に使っている人を見ると嬉しくなりますよね」

『コミマップ』の開発を初めて5年目となる今年、堤下さんはアプリの一部有料化を実施。有料にすることに不安もあったそうですが、ユーザーからの反応は上々で、中には「やっとコミマップにお金を払える」との声もあったそうです。

副業は新たな技術を試す場に最適で、リブセンスの仕事でも使用する技術の幅が広がったのだと語ってくれました。

ケース2 お花のサブスクのWEBコンサルを成果報酬で

お次は、『マッハバイト』の広告運用チームに属する山田修さん。山田さんは、月に二度自宅にお花が届く、花屋のサブスクサービスのWEBコンサルを担っています。SEO対策や広告での集客、ユーザーに長期利用してもらうための仕組み作りなど、アドバイスは多岐に渡るのだそう。

出会いは、居酒屋。隣に座っていた人が「WEB集客に困っている」と話しているのを聞き、山田さんがその場で色々とアドバイスをすると、「手伝ってくれない?」と誘いを受けたのが始まりでした。そのサービスの口コミを調べたり実際に購入したりして、本当に良いサービスなんだと実感したことで、本格的に手伝いをすることに決めたのだそう。

山田さん「副業の経験がリブセンスの仕事にも活きています。しかし本業がおろそかになってしまっては意味がないので、副業をすることが良いプレッシャーになって、本業での集中力を高めているように思います。それから副業がただの時間の切り売りにならないよう、報酬は成果報酬型にしてもらっています」

ぶっちゃけ、稼いでいますか?という質問に、「全然です(笑)」と答えた山田さん。お金よりも経験を積むための手段として、WEBコンサルの副業をしているのだそうです。

ケース3 レストランや美術館で歌うお仕事

シンガーとして活躍しているのは、不動産ユニットの結城アンナさん。今年入社した結城さんは、入社1年目ながらパワフルに二足のわらじで活動しています。

幼い頃から歌うことが好きだったという結城さんは、舞台に立つことを夢見てきたそう。会社員として就職したことで一度は夢を諦めたものの、機会を自分で作っては、レストランや美術館で歌を披露しています。2019年9月には、リブセンス社内で音楽祭も企画。フライヤー制作に楽器演奏など、周囲を巻き込みながら行った音楽祭は、多くのメンバーが「働くだけじゃない場所」としてのリブセンスを感じられるイベントとなりました。

結城さん「ギャラは交渉次第なので、赤字になることもあります。でも、自分から動かないと何も生まれないので。社外で歌を歌い始めたことで、自分が望んで行動をすれば道は開けるんだと知ることができました」

歌う場所は、自分で創る。その気概はリブセンスでの営業の仕事にも活きていると結城さん。今回決まった副業申請の廃止についてはこう考えます。

結城さん「自分の人生、どれくらいの力をどこに注ぐかを自分で決められるのは嬉しいです。ただ、『自由=好き勝手やっていい』ということではないとも思います。本業も副業もいろんな人の力を借りることで成り立っているので、自由には責任が伴うことを忘れないようにしたいです」

ケース4 デザインのトレンドを知るための場として

続いては、デザイナーの阿部洋平さん。WEBサイト、チラシ、名刺などのデザインを社外からも請け負っています。けれども頻度はさほど高くなく、余裕があるときにほどほどに行う程度にとどめているのだそうです。

阿部さん「もともと制作会社出身ということもあり、当時はコンペに勝つためにトレンドを追うことが仕事でした。事業会社のデザイナーはチームの一員として働けるのでやりがいがありますが、制作会社と比べたら緊張感は少ないかもしれません。ときどき外部の仕事を受けるのは、お金のためというのもありますが、トレンドが行き交う場に身を置き、アンテナを立てておきたいという理由もあります」

けれども自分から営業はせず、依頼が来たときにしか副業を受けないのが阿部さん流。デザインは、やっただけスキルになる。けれどもオンとオフのバランスも大切にしているのだと教えてくれました。

阿部さん「自分がやっている副業は時間の切り売りでしかないので、働きすぎて家族との時間が持てなくなるのは、私にとっては本末転倒なんです。知らない業界の話が聞けて知見が広がるメリットはあるけれど、受けるときはいかに効率よく作業をできるかを心掛けるようにしています」

ケース5 新規事業開発で、自社にはない領域に挑戦

最後の5人目は、『転職会議』のエンジニア・城川勇汰さん。学生時代に起業経験のある城川さんは現在、社外の個人チームでCtoCの新規事業開発に励んでおり、起業経験を活かした活動を行っています。

報酬をもらう形態の副業ではなく、自分でプロダクトを作り始めたのには訳がありました。

城川さん「個人的に関心があることを、すべてリブセンスの業務内で実践できるわけではありません。事業上の制約なく手を動かしながら勉強をする環境が欲しくて、知人と共に開発を始めました。それから、自分はエンジニアとしてまだまだ未熟だと思っているので、他社から予算をいただいてアウトプットをすることに心苦しさを感じていました。より自由に挑戦するために、他社との契約ではなく、自分で新しいサービスを立ち上げることにしたんです」

コードレビューの品質を、リブセンスと副業の双方の環境で比較できるようになったこと。本業で満たしづらい欲求や好奇心を発揮できる場ができたことが、副業のメリットだと話す城川さん。また、アウトプットの場があることで、インプットの吸収率も上がってきた実感があるといいます。

城川さん「私は明確な目的があるときのほうが、良質なインプットをすることができるんです。リブセンスと副業、ダブルの目的があることで、学びの姿勢がどんどん前のめりになってきました。『やりたいことをやれる』という環境は、働く上で大きな精神安定剤になっているなと実感しています」

* * *

「副業は、収入をともなう個人的活動」。リブセンス社内ではよく、そんな言葉が飛び交っています。メンバーがさまざまな動機で、さまざまなキャリアを社内外で築いていることを実感できるインタビューになりました。

リブセンスは、副業を反対もしなければ推奨もしない。けれども個人の『やりたい』という気持ちを後押しできる会社でいるために、今後も既存のルールを疑い、組織のあり方をアップデートしていきます。

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2019/11/01

無我夢中で取り組んだ新入社員PM研修。4ヵ月経って見えてきたこと

リブセンスでは毎年新入社員向けに研修を行っています。
(今年の研修の様子:https://info.livesense.co.jp/news/3375.htm

それに加えて今年は初の取り組みとして、各部署への配属前に「新入社員プロダクトマネージャー(以後、PM)研修」を行いました。この研修は、ウェブサイトの企画や設計を担うPMとしての、仕事の基本動作から企画立案のための調査・分析、企画した施策の落とし込み、マーケティングやSEO等の基礎知識といった、自力で企画や設計が出来るようになるための基本的スキルの習得を、約1ヶ月半という短期間で習得するプログラムです。

今回はPM研修を受講した新入社員4名とメンターの執行役員兼Livesense Product Leader(以下LPL)という、プロダクト責任者である細井さんにインタビューを実施しました。

メンターをつとめた 細井 広太郎さん(中央)と、左から、マッハバイトの小屋 雄亮さん、転職ナビの浜田 晃生さん、転職ドラフトの前田 敦也さん、転職会議の矢部 良太さん。

期待と不安。PM研修が始まるまでのそれぞれの思い

- 新入社員の皆さんは、PM研修を行うと聞いた時どんな気持ちでしたか?

前田さん「研修実施の通知があった時はシンプルに嬉しかったです!前々から企画に携わりたいと思っていたのでその思いを汲み取ってもらえたことに感謝しましたし、PMとして、LPLの細井さんに研修してもらえることは贅沢だなというのが感想でした。しかし同時に、『今回の研修は成長出来るチャンス。期待を裏切るわけにはいかない!』と強い責任感が芽生えました」

矢部さん「僕は、新入社員研修を通じて、自分がいかにロジカルさに欠けていて、数字に弱いかを理解出来たんです。世の中にある様々なサービスの良し悪しの判断が全て自分の主観だったり、その時の思いつきで発言してしまっていたと気付きました。そういった自分の弱さを知った時に通知があったので、前田さんとは反対に不安のほうが大きかったです。実際、PM研修を経験してみると、予想通り数字を扱うことが多かったのでかなり大変でした」

小屋さん「確かに数字を扱うことがめちゃくちゃ多かったです!僕の場合、webサービスを作れるようになりたいという思いが学生の頃からありました。そのためには幅広く、様々なことを経験する必要があると考えていたので、どこに配属され、どんな仕事を任されても頑張りたいと思っていました。このタイミングからPM研修に参加できることはとても嬉しかったですし、その反面不安もありました」

浜田さん「これまでは総合職入社した先輩の最初の配属について、セールスへの配属がほとんどだったと聞いていました(広報注:新入社員総合職の配属先も多様化しております)。なので、私も当然セールスからスタートして、一歩ずつPMに近づく努力をしていこうと思っていたのですが、今回今までとは違う方法でPM職への道が提示されたので、いきなり挑戦して失敗したらどうなるんだろうという不安はありました。
将来は会社の売上に寄与できるような、一流のビジネスマンになりたいと思っています。正直、PM研修の通知をされた時はどんなことをするのか全くイメージできませんでした。でも、実際に研修を始めてみると、プロジェクトを推進するために必要な知識や、自分が理想のビジネスマンになるために学ぶべき要素が詰まった研修でした」

研修中に学んだ、仕事を効率的に回すための基礎から応用まで

- 研修ではどのようなことに取り組まれたのでしょうか?

細井さん「研修では実業務に沿った課題に取り組んでもらいました。実務を離れた研修用の課題だとどうしても身につきにくいと思ったので、実際に各事業部で起こっているリアルな課題を材料にして、取り組みやすくしました」

小屋さん「例えば、『転職会議の成熟度を上げる』ことをテーマにし、転職会議の現状の把握、課題発見、それに対する改善案という順に進め、細井さんからフィードバックを貰いながら完成度を高めていきました。
1ヶ月半の研修期間中、メンターの細井さんが『こんなに僕たちにコミットしてくれるんだ!』というくらい時間を割いてくれました。しかも僕たち4人全員が質問したがりで細井さんの取り合いになってしまい、途中からフィードバックいただく時間を予約制にしていました(笑)。大変な研修を乗り越えられたのはまさに細井さんの存在が大きかったです」

- とても良い環境で研修をうけることが出来たんですね!限られた時間内でクオリティの高いフィードバックをもらうために工夫していたことはありましたか?

前田さん「むしろフィードバックをしていただく中で教わったと思います。自分が今どういう状態でどこに向かっているのかを伝えることも大切だとわかったので、コンテキストとゴール、そしてどういうフィードバックが欲しいのか等もあらかじめ伝えるように意識していました」

矢部さん「つらつらと悩みを言うだけでは、結果どうしてほしいのかが相手に伝わらないという点も学びました。考えてみると当たり前ですが、自分が質問する側になると頭の中で悩んでいることを、すべて伝えてしまうタイプなので、細井さんからよく『結局何が言いたいの?』と指摘されていました」

浜田さん「僕はある程度相談内容を整理してから質問しようと決めていたのですが、いざ細井さんに相談するとなると整理した内容も伝えずに、頭の中で感じている課題をそのまま言葉にしてしまったことがありました。研修が始まって初期の頃の出来事でしたが、それに気が付けたことで改善することができ、仕事の基礎を身につけることが出来たと感じています」

前田さん「PM研修では仕事をするにあたっての汎用性の高い基礎力を身につけられたと思います。具体的には仮説思考、課題の構造化や分解方法を、そして特に理論と感覚の使い分けを学びました。また、コミュニケーションもプロジェクト推進するにあたり切り離せないと研修を通じて感じました。認識を擦り合わせること、思考のプロセスを共有すること、遠慮ではなく配慮をすることはとても大切なことだと学びました」

小屋さん「研修中に1つの課題について4人で話し合う機会があったのですが、どれだけ話をしても最終的な意見にまとめることができないことがありました。なぜなのかを振り返ったところ、会話の中の”UX”という言葉に対する4人の解釈がバラバラだったことが分かりました。つまり前提部分で共通認識を取れなかったため、アウトプットをまとめることができませんでした。それを体験できたのはかなり大きかったです」

配属されてからリアルに感じる研修で身に付いた大切なこと

- PM研修が終了して約4ヶ月ほど経っていますが、現在新入社員の皆さんはどのような業務を担当されているのでしょうか?

浜田さん「僕は正社員求人情報サイトの『転職ナビ』を運営している部署で、メールマーケティングとアプリマーケティングの2つを主に担当しています。実際現場に配属されてから、PM研修で学んだ【物事の捉え方や課題の見つけ方】が一番活きていると感じています。数字が落ちているという事象に対して問いを繰り返し、要因特定をしたうえで企画や施策としてアプローチをかけて解決しているのですが、この点もPM研修で体験したから出来ているのだと思います」

小屋さん「僕はアルバイト求人サイトの『マッハバイト』を運営している部署で、サイトへの自然検索流入を増やすための施策を企画しています。企画を行う前提として、課題の定義からやっています。そのために過去の数値データや施策を見た上で、「ここは問題ありそう」という仮説を立てた上で、実際の企画にしていきます。その過程の中で、より多くの数字に触れることは大事ではあるのですが、好奇心旺盛なタイプなので、沢山の情報を見るとやりたいことが沢山出てくるんです。でもそれだといくら時間があっても足りないので、研修で学んだ【仮説を立て検証するというフレームワーク】が一番生きていると感じています。自分の中でいくつか仮説や改善案を出し、その中から『これは当たりそうだ』と思考を巡らせたうえで調査を行っています。この方法を知っているといないとでは業務効率が違ってくると思います」

矢部さん「僕は転職口コミサイトの『転職会議』を運営している部署へ配属となりました。口コミの質を改善したり、口コミの投稿率を改善するためにはどうすれば良いかを日々企画しています。PM研修ではアウトプットイメージから入ることがとても大事だと強く学び、口癖のように毎日唱えています。僕も小屋さんと同じく、目に見えるあらゆることに興味を持ち、数字の意味を見つけたくなって思考が分散してしまいます。だからこそ毎日口癖にして意識するようにしました。ゴールを可視化し、そのために何を分析するのかを明確にするまで数字は見てはいけないと学びました。

あともう一つ、研修が役立っていると感じることは、【課題に対してやるべきことのタスクを一口サイズ程に細分化してから取り組む】ということです。抽象的なものほど心理的負担が大きくなってしまい取り掛かりづらくなりがちなので、常に意識するようにしています」

前田さん「僕はITエンジニア向け転職サービスの『転職ドラフト』で集客まわりを担当しています。広告やイベント、コミュニティマーケティングも受け持っているのですが、こういった部分はウォーターフォール的に抜けもれなく設計することを大事にしつつ、一方でアジャイル的に、ある程度直感に頼りながら仮説を立て、アクションベースでPDCAを高速で回すこともPM研修を通じて学びました。

今は漏れなく設計し、関係者とのコンセンサスをしっかりとり、優先順位をつけるように仕事をしています。恥ずかしながら、そういう進め方を今まで知らなかったんです。振り返ってみるととても勿体ないことをしていたと思いますが、PM研修を通じてその2つの仕事のスタイルを使い分け出来るようになったのは大きな学びだと思います」

浜田さん「PMとして自ら課題解決するための『考え方』はみんなが言っている通りしっかり身につけることが出来たと感じていますが、『スキル』についてはデータ分析をするために使うSQL(データベース言語)を習得することが出来ました。PMの仕事にはどうしても切り離せないツールです」

矢部さん「今日も沢山SQLをたたいてきました!何かを改善・検討するためにはデータを直接見て、定量的に根拠を用意しないと無意識のうちに主観が入ってしまう事があります。なので企画を詰める上でデータを分析するためのSQLは非常に重要なスキルだと思います」

成長をする為の鍵は継続。研修が終わっても今なお続けていること

小屋さん「PM研修中、日々の目標設定と振り返りの計画を立てていました。今も、一日の始まりに設定した目標に対してどうアウトプットをだし、それによって自分はどう成長するのか、更にそのためには何を意識すべきなのか、3点セットを決めてから行動するようにしています」

前田さん「研修が終わった現在も全員が日報を書いて細井さんに報告しています。今日は何を学び、課題は何か、何が出来るようになったのかを可視化することで自身の課題が浮き彫りになるんです」

細井さん「実は一番嬉しかったのは、研修の中でPDCAを回す仕組みとして取り入れた日報を4人が今も継続して自発的に書いてくれていることです。日報を継続的に書くことは、成長のための気づきになるので、これからも続けてほしいです。ゆくゆくは会社や組織をリードする存在になって欲しいと思っていますし、その過程にある成長と活躍をすることがとても楽しみです。
今は配属されて成果を出すことを求められるフェーズだと思います。プレッシャーを感じていると思いますが、研修を通じて学んだことを活かしてほしいです」

- ありがとうございました!

1ヶ月半という長いようで短かった研修期間。その後4ヶ月の間に、研修で学んだことが、実務を通してしっかりと身についている様子が伺えました。これからも多くのことを学び吸収する4人が今後どのように成長していくのか、リブセンスをどう引っ張ってくれるのかとても楽しみです!

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