アーカイブ: 2019年10月

2019/10/25

青森山田高等学校にて、取締役の中里さんが「生きる意味」について講演しました

10月18日、CSRの重点領域のひとつ「次世代イノベーター支援」の一環として、取締役の中里さんが青森山田高等学校にて「生きる意味」について講演しました。
(高校HPでもご紹介頂いております。こちらからご覧いただけます。)

聴講したのは、情報処理科の1~3年生と普通科キャリアアップコース1年生の計138名。情報処理科の3年生と普通科キャリアアップコースの1年生は、企業でのインターンシップも経験済みとのことで、今回は光栄にも「働く意味」について学ぶ締めくくりの授業という位置づけで講演のご依頼をいただきました。

講演のタイトルは、「生きる意味(=LIVESENSE)としてのはたらくということ」。
内容は、まだ社会に出たことのない生徒向けに、『はたらく意味とやりがい』『働くための準備(学生のうちにやるべきこと)』『成長とは?』という3つのテーマから成り、中里さんのこれまでの実体験や、多くの人とのかかわりの中で得た知見をもとに、生徒のみなさんにもできるだけ具体的にイメージができるようお話ししました。

講演時間は通常の授業時間の2コマに相当する長丁場でしたが、皆さん熱心に話を聞いてくださいました。特に、企業インターンシップを経験した皆さんは、働くということがどういうものなのかイメージ出来ていることもあり、話の中で気になるポイントも多かったようで、それを一所懸命メモされている様子が印象に残りました。

後日、高校のHPにて講演を聞いた生徒の皆さんの感想を読みましたが、思った以上に各自色々なことを感じとって、自分なりに理解し、行動しようと考えてくれていることを知り、とても嬉しく感じました。

ちなみに、今回声をかけてくださった情報処理科の長尾先生は、昨年2018年、日本証券業協会のセミナーで中里さんの講演を聞かれ、ぜひ将来の進路を考える生徒たちにも聞いてほしいと思ってくださったことが今回のご縁に繋がりました。
職場体験に来ていただく機会は多いですが、学校で講演させていただくことはなかなかないので、このような貴重な機会をくださった青森山田高等学校の長尾先生をはじめとする先生方に改めて感謝いたします。ありがとうございました。

このエントリーをはてなブックマークに追加
2019/10/17

社員の有志で中高生向けの学習支援ボランティアに参加しました

10月8日、CSRの重点領域のひとつ「ITを通じた地域活性」の一環として、NPO法人キッズドアと目黒区が提携して実施する貧困家庭の中高生向け無料学習支援ボランティアに、社員の有志数名で参加しました。

NPO法人キッズドアの事業案内リーフレットより

これまでリブセンスのCSR活動は、基本的に広報が担当業務の一部として担っていました。しかし今年からは、目下推進中の経営デザインプロジェクトにて明示した、「わたしたちが変わるための9つの指針」のうちの『事業以外でも社会に貢献する』を有言実行するべく、社員一人一人が、ボランティアなどの社会貢献活動に積極的に参加することを奨励しています。

今回の中高生向け学習ボランティアには、事前に広報担当が参加し、ボランティア参加の流れや実際の学習会の雰囲気等を掴んだうえで、社内にて参加希望者を募り、ボランティア説明会を行いました。
興味を持ち手を挙げた社員にはボランティア初参加という方も多く、参加するにあたってどのような心持ちで臨み、子どもたちとどのように接したらよいのだろうかと、参加前は様々な不安や緊張もあったようでした。

しかし、実際に学習会に参加して、いざ子どもたちとマンツーマンで向き合ってみると、どの社員もとても親身に勉強をみたり、子どもたちの話に耳を傾けたり、すぐに馴染んでいたように思います。
学習会終了後に感想を聞いてみると、
「子ども一人一人に合わせた対応が必要だと聞いていたけれど、その意味が体験して、実感できました」
「努力したことや出来たことがあったら都度しっかり褒めて気持ちを伝えるようにしました。そうしたらその子も毎回『ありがとうございます』と律儀に反応してくれて、応援したい気持ちが高まりました!」
と充実した時間だったことが分かる感想が沢山出てきました。

この学習支援ボランティアは毎週2日開催されていて、1人がすべての回に参加することは現実的に難しいのですが、参加メンバーが増え、2ヵ月に1回参加できる人が10人いれば毎週誰かは参加できる状態になり、参加者本人にも無理がなく、たとえ細くとも継続可能な参加が可能になると考えています。

全社的な『事業以外でも社会に貢献する』活動はまだ始まったばかりですが、今回のボランティアのように、まずは興味を持って自分のできることから実行していく、それが始めるうえで大事な一歩だと感じました。

このエントリーをはてなブックマークに追加
2019/10/11

部下と組織の成長促進に期待!新たなチャレンジ「事業部越境1on1」とは

今回は、事業部を越えた1on1ミーティング(以下、1on1)のご紹介です。1on1は、日々の業務における成果や失敗について話し合い、気づきを促して個人の能力を引き出すことを目標に実施されています。
よく聞く1on1といえば、直属の上司と部下で行う個人面談ですが、今回は異なる事業部の先輩・後輩間で行う「事業部越境1on1」についてご紹介します。
越境1on1を始めて約半年経った転職会議事業部の山崎弘之さんと不動産ユニットの大橋若葉さんにインタビューを実施しました。

不動産ユニットの大橋若葉さん(左)と転職会議事業部の山崎弘之さん(右)

事業部内に留まらず、相談相手から始まった越境1on1

― 1on1を行う以前、お二人は業務で一緒に働いたことはあったのでしょうか?

大橋さん「事業部をまたいだ1on1を行うことになって、初めて山崎さんを知りました。初回の1on1は挨拶から始めましたね」

山崎さん「僕も大橋さんのことはほぼ知りませんでした。この取り組みを行うことになったのは、転職会議事業部の事業部長から『大橋さんと1on1をしてほしい』と言われたことが始まりです。前職で女性PMのマネジメント経験がある点や企画職として細かな企画から立ち上げまで経験をしていることで、アドバイスの幅が広がる点、そして大橋さんが担当している不動産領域以外の知見があるため、新たな気づきがあると思った点という理由で声をかけてもらいました」

大橋さん「今回の1on1は、私が営業からプロダクトマネージャー(以下、PM)になったことがきっかけでした。不動産ユニットに先輩PMはいたのですが、1on1を行う時間がなかなかない方が多く、相談相手に悩んでいた時に、転職会議の事業部長から山崎さんと1on1をしてみないかと提案されました。その方は以前、私が所属する不動産ユニットのリーダーだったので、部署内にこだわらず全社的に見て私に最適と思われる山崎さんを紹介していただけたのだと思います」

主な取り組みから見えた効果と注意すべきこと

― 実際に異なる事業部のメンバーと1on1をしてみて、普段の1on1との違いはありましたか?

大橋さん「私は大きな違いを感じています。今までやっていた1on1はどうしても業務寄りで『どこで何に困っているのか』と、かなり具体的な話をしていました。一方、今回の1on1は仕事における考え方や進め方を話しているので、PM業務における土台のような部分を話せている感覚があります」

山崎さん「今回はお互い業務的な繋がりが薄いので、同じ部署同士での1on1とは違う内容にしたいと思っていました。上司や事業部の人たちに言いづらいこともヒアリングしながら、業務内容にとらわれないアドバイスができればと思い取り組んでいます。1on1の方向性も大橋さんに話を聞きながら考えていましたね。今置かれている状況や悩んでいること、何を目指しているのかを聞いて、大橋さんが成長するための支援をしようという思いでやっています。

1on1の構成としては、毎週1on1を行うにあたり、大橋さんには出来事に対する時系列のモチベーショングラフ作成と、それを踏まえたKPT(Keep・Problem・Tryで構成される振り返りのフレームワーク)を事前に行ってきてもらい、1on1の時間で振り返りを促しながらフィードバックをしています。プロジェクトの振り返りというよりは個人の振り返りがメインです」

実際の大橋さんのモチベーショングラフ

大橋さん「モチベーショングラフとKPTの取り組みを通じて、どういう場面になると自分の気持ちが上がったり下がったりするのかを理解できるようになりました。今までは自分のミスやスキル不足などの自身が起因のモチベーション変化を感じていたのですが、半年経った頃からはプロジェクト内容に起因するモチベーション変化を感じるようになりました。これは山崎さんとの1on1で学んだ、課題解決への切り替えを実践する癖がついたことによる変化だと思います」

― 事業部をクロスする1on1だからこそ苦戦したことはありましたか?

山崎さん「最初の方は方向性がふらふらした感じがありました(笑)。明確に自分のキャリアプランを描けている場合はやりやすいと思うのですが、大橋さんの場合はそうでは無かったんですよね。また、大橋さんが思い描いているPM像と、大橋さんの現状の保有スキルや性格にギャップを感じたので、それらの差分の明確化から始めました。

モチベーショングラフについては、私が彼女のことを理解するためにつけてもらっています。それと同時に、短いスパンで自分自身の状態変化を可視化し、成長していることを自覚してもらう目的でも行っています。

一方で、大橋さんの具体的な業務状況を見ていないため、フィードバックが難しいと感じる場面は正直あります。今は問題ないと思っているものの、今後においては直属の上司の育成方針とズレが生じないようにすりあわせが必要だと思っています。
注意していることとしては、「出来事・行動・感情をしっかり聞き、理解に務めること」、「マインド、行動面における成長や変化が感じられた時や強みが発揮されていると感じたときにしっかり伝えること」、そして「WHYを考えるきっかけを与えることで気づきや学びを加速させること」の3つです。日々仕事をしている姿が見れない分、その間の大橋さんの様子がうかがえるモチベーショングラフは大事にしています」

― 大橋さんは山崎さんとの1on1をやってみてできるようになったことや実際に成長を感じたことはありますか?

大橋さん「新卒で入社したばかりの頃に比べて、自分の仕事の影響範囲が広くなる中で、プロジェクトをミスなく推進するために必要な伝える力やプロジェクトマネジメントなどのスキルについては越境1on1を通じて得ることができました。業務上の関わりが薄いからこそ、業務に寄り過ぎない学び方ができたと感じています」

山崎さん「この期間で感じている大橋さんの成長は、タスクをこなすという視点から、プロダクトを良くするという視点に切り替わったことだと思います。それに伴って、普段の悩みや考え方の対象が、自分自身からチーム・プロダクトへ変わったのを感じました。このような成長ができたのは、効果的な振り返りの習慣化など、1on1のはじめに決めたルール・取り組みを丁寧に行えているからだと思います」

目先のスキルに限定しない、長期的な視野を持つ取り組みだからこそ生まれる価値

― 通常の1on1と比較して、事業部を越えた1on1だからこそ生まれる価値って何だと思いますか?

山崎さん「通常の1on1だと成果を出すことや業務的なコミュニケーションへ寄ってしまい、どうしても視野が狭まってしまいます。一方で事業部横断的な1on1だからこそできることは、成果に固執せずに物事の見方や考え方などのメタ的なアドバイスができることと、異なる事業部での事例を挙げながら多角的な議論ができることの2点だと思います。
たとえば今回であれば、僕も大橋さんもPMだったので、求められるスキルセットについてアドバイスすることが多かったように思います。また、大橋さんが抱えている不動産ユニットの課題も、僕が所属している転職会議事業部での事例をもとに議論やアドバイスなどをしていました」

山崎さん「成長するためには抽象的なアドバイスを受け入れる吸収力と、越境1on1によって生まれるタスクをこなす努力が必要です。大橋さんはそれらの要素を持ち合わせていたのでプロダクト推進へ視点を切り替えるための成長ができたと思っています」

大橋さん「越境1on1で与えていただいたスキルを武器に、一番プロダクトのことを考えて動けるPMになれるよう、これからも頑張ります!」

お二人ともありがとうございました!
事業部の枠を越えた1on1から生まれた今回の事例。目の前の利益や数字を追いかけることも大切ですが、メンバー育成の可能性を広げる上で、ご紹介した施策も有効な手段なのではないでしょうか。

次回の記事では、リブセンスの多様な働き方の実現に向けた取り組みについてご紹介します。お楽しみに!

このエントリーをはてなブックマークに追加