こんにちは。リブセンス広報担当です。
ジョブセンスでは、今年5月、大学生の「やってみたい!」「なってみたい!」という夢をTwitter上で募集。リツイート数などを考慮の上事務局が選考し、実際にアルバイトとして夢を実現するキャンペーン(まさかの夢バイトキャンペーン/通称「夢バ」)を行いました。
今回は、このキャンペーンをメインで担当した高堀にインタビューします。

夢バを担当したアルバイト事業部の高堀

広報:
ジョブセンス始まって以来、初のリアルプロモーション企画となった大学生・徹底応援企画「学バ」。夢バは、その第2弾として実施しました。大学生からは、どんな夢が応募されてきましたか?
高堀:
大学生を対象とした就職人気企業ランキングを見ると、総合商社や金融機関など大手有名企業が上位を占めていますし、何かと“最近の若者は夢がない”と言われがちです。でも、今回「やってみたい」「なってみたい」という夢を募集したところ、全国各地の大学生から約400件もの応募をいただきました。

TOP10からもお分かりいただけるとおり、応募結果を見てみると、自己表現できる仕事が多いなと感じました。最近、自分で撮影したり編集したりした動画・画像を、サイト上で共有する学生さんたちがたくさんいます。だから、もし「やれる」「なれる」としたら、本当は自己表現できることをしたいのかなと。改めて、大学生たちが心に秘めた憧れや夢を垣間見ることができた気がします。

広報:
ツイートには、面白い回答もあったとか。
高堀:
そうなんです。「彼女ができたことのない俺が、アイドルと一緒にデートスポットを紹介」とか、「パソコンを一切使わず、ひたすら文字を手書きするアナログな事務」といった個性的なものから、「人が入れるくらい大きなお菓子の家づくり」「トマト祭りでトマトまみれになる」といった、実現させると面白そうなものまで、少数派の珍回答には事務局みんなで和ませていただきました(笑)
その他、「鍼灸で福島やネパールで苦しむ人を手助けしたい」「ドッグトレーナーになって犬猫の殺処分を減らしたい」というような、社会の役に立ちたいといった思いのこもった回答もありました。

広報:
最終的に実現されたのは、どんな夢だったのでしょうか?
高堀:
ツイート・リツイート数が多かった夢の中から、まず、今回の企画にご賛同いただき、体験受け入れにご協力いただける先を探しました。大学生にご参加いただきやすい夏休みのタイミングに、ちょうどご協力頂ける先ということで、実現できなかったらどうしよう・・・と少し不安になったことも。いろいろな方にご協力・ご尽力いただき、何とか無事に受け入れ先を見つけることができた時はホッとしました。結局、応募結果の上位に入っていた「声優」「レポーター」「雑誌編集」の3つを実現させることができました。

「夢バ」面接選考の様子

広報:
それぞれ、どんな方々が選考に臨まれましたか?
高堀:
3つの夢をツイートいただいた皆さんにご連絡して、面接選考をさせていただきました。北海道から鹿児島県まで、全国各地から合計35人の方々とお会いして、皆さんの応募理由や夢にかける思いなどを伺っていきました。
雑誌編集の選考では、ずっとファッションに興味があってアパレル販売のアルバイトをしているけれど、大学では保育の勉強をしていて、どちらの道に進むか迷っている大学生にお会いしました。憧れだったファッション雑誌の編集を体験することで、進路の悩み解決に少しでも役立てばと決定しました。また、声優の選考では、とにかくアニメが好き、大学で演劇部に入っているなど、声優への憧れや熱意を持った方々にお越しいただきました。中でも、やってみたい!という思いだけに留まらず、高校時代から声優養成所に通って、本気で声優を目指している方がいらっしゃって、その真剣さに応えたいと体験していただくことにしました。
選考していると、本当に皆さん真っ直ぐ思いを語って下さって、私自身その場にいられたことが嬉しくなって。「夢バ」をやって良かったなぁと実感しました。

広報:
実際に、夢を実現する現場にも立ち会ったそうですね。
高堀:
はい。3人とも、もちろん初めての経験で緊張していましたが、夢が実現したということもあって、すごくキラキラしていました。特に、声優を体験した方は、ファンだった声優さん(多数のアニメやゲームで声優を務める山村響さん)が講師としてご協力してくださったこともあり、とっても感激されていましたね。今回は、オンラインゲームの声優を体験していただいたのですが、実際に発売されているゲームに自分の声が入っているなんて、やっぱり嬉しいですよね。もちろん、楽しいだけではなくて、例えば、雑誌編集ではファッションスナップを撮影するにあたり、街頭に出て歩いている人に声をかけ撮影協力いただかなければなりません。レポーターでは、実際の記者会見場で、プロの取材陣に混ざって新サービスの取材をしたり記事を書いたり、緊張の連続です。でも、普通に大学生が経験できないような実際の現場で、それぞれ夢に抱いてきた仕事を体験していただけて、その場に立ち会えた私も何だかフレッシュな気持ちになれました。大学時代とか、就活とかを思い出しました(笑)

「夢バ」体験レポート・雑誌編集者編

広報:
高堀さんは、リブセンスの新卒新入社員第1号として入社されたんですよね。これまで、どんな仕事に携わってきましたか?
高堀:
私が入社した2009年というと、ちょうど正社員転職サイト「ジョブセンスリンク」の立ち上げ期で、カスタマーサポートをスタートさせるタイミングでした。企業様からのお問合せに対応したり、お申し込みからご掲載いただくまでの仕組みを作ったり、何もないところから1つひとつ創っていった感じです。サポートチームができてくると、アルバイトスタッフの管理や掲載基準の見直しなどにも取り組みました。リブセンスが上場した時は、一気にお問合せも増えて、チームも大きくなって。とにかく変化が大きかったですね。オフィスも、高田馬場から渋谷、そして現在の目黒へ移転して。「ジョブセンス」を担当し始めたのは2014年からで、初めはこれまで経験してきたカスタマーサポートチームにいました。

広報:
今回、キャンペーンの企画や運営といった新しい仕事にチャレンジしたわけですが、何かきっかけはあったのでしょうか?
高堀:
実は、入社前からWebサイトの企画・ディレクションやマーケティングに興味があったんです。今年から、ジョブセンスでキャンペーンなどのマーケティング・プロモーションを始めることになり、ついに希望が叶ったんですよ。もちろん、新しい仕事ですし、ジョブセンスは会社にとって最大のサービスなので、不安もありました。でも、せっかくの機会なのでチャレンジしなきゃと思って。カスタマーサポートを経験してきたからこそ、ユーザーの方々の声を大切にしながら企画に携われるのではないかと思い決断しました。

入社後の仕事を振り返る高堀

広報:
夢バは、リブセンスにとっても、高堀さんにとっても初のリアルプロモーションとなりました。担当してみて、どんなことが印象に残っていますか?
高堀:
夢バは、大学生を対象にしたキャンペーンだったのですが、私が大学生だった頃と今の大学生では、スマートフォンのあり・なしでかなり行動パターンが変わっていて戸惑いました。TwitterやInstagramも大学時代には流行っていなかったですし。。。なので、まずは大学生の行動パターンを把握するところから始まりました。ジョブセンスとして、とにかく大学生を応援したい!という思いがあるものの、それをキャンペーンとしてどう伝えればよいのか。キャンペーンサイト上で、どんな言葉を、どんなデザインで見せていくのが伝わるのか。1つひとつの言葉選びや、文字の色、大きさまで、デザイナーさんやマーケティングチームのリーダー・メンバーと一緒に、議論を重ねました。キャンペーンが始まってからは、ユーザーの皆さんから頂いたお問合せやご意見をキャンペーンサイトに反映させながら、改善を繰り返していきました。もちろん、様々な企業のキャンペーンサイトやマーケティングの本で勉強もしたのですが、やっぱり生の声を活用する大切さを実感しましたね。春のキャンペーンは、第3弾まで実施しましたが、第1弾で試行錯誤をしたおかげで、第2弾、第3弾と、効果の高いサイトづくりをすることができたと思います。今思えば、大変なことだらけだったのですが、やっぱり夢が叶った学生さんたちの笑顔は最高でしたし、私自身も成長させていただくことができたかなと。

広報:
これから、どんな企画にチャレンジしていきたいですか?
高堀:
まだまだジョブセンスをご存知ない方がたくさんいらっしゃいます。1人でも多くの方々にジョブセンスを使って頂き、希望されるお仕事を見つけて頂けるような取り組みを企画していきたいです。また、サイトに訪れてくださった方の中にも、キャンペーンをご活用いただけていない方もいらっしゃいます。キャンペーンサイトの見せ方、告知の仕方を改善はもちろん、これまで以上にユーザーの皆さまに喜んで頂ける、ジョブセンスらしい企画を立てていきたいと思います。

高堀さん、ありがとうございました。